佐藤健&土屋太鳳がずぶ濡れでこん身の熱演!「8年越しの花嫁」雨中のメイキング映像公開
2017年12月22日 17:00
[映画.com ニュース] 岡山県のあるカップルに起きた奇跡の実話を実写化した「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(公開中)のメイキング映像が、公開された。ダブル主演を務めた佐藤健と土屋太鳳の熱演を収めている。
結婚式を3カ月後に控えた2006年末、麻衣(土屋)は発症率が300万人に1人という「抗NMDA受容体脳炎」と診断されてしまう。昏睡状態が続くなか、尚志(佐藤)は諦めずに回復を祈り続ける。「64 ロクヨン」2部作の瀬々敬久監督と、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」も手がけた脚本家・岡田惠和がタッグを組み、杉本哲太と薬師丸ひろ子が麻衣の両親を演じる。
メイキング映像では、雨が降りしきる中病院を抜け出し、尚志が住んでいるアパートへと車椅子で向かう麻衣と、突然姿を消した麻衣を必死に探す尚志の姿が映し出される。麻衣の芯の強さ、尚志への深い愛情が浮き彫りになるシーンであると同時に、尚志がある決断を下すきっかけといえる重要シーンだ。土屋がずぶぬれになりながら体を張った熱演を披露し、佐藤はカットがかかってもしばらく役に入り込んだままになるなど、全身全霊で役になりきった2人の姿を確認できる。土屋に熱く演技指導を行う瀬々監督の姿も切り取られており、本シーンが作品全体において欠かせないものであることが伝わってくる。