佐藤健、熱烈ファン相手に「8年越しの花嫁」胸キュンシーンを再現!

2017年12月7日 21:11


“芝居に見えない芝居”を心がけた
“芝居に見えない芝居”を心がけた

[映画.com ニュース]俳優の佐藤健が12月7日、都内で行われた主演作「8年越しの花嫁 奇跡の実話」のプレミアム試写会に出席。劇中シーンを再現する形で、約200人の観客から抽選で選ばれた女性ファンに、マフラーを手渡した。10年以上応援しているという熱烈なファンが、「心臓が飛び出そう……。幸せで今、死んでも大丈夫です」と涙ぐむと、佐藤は「生きてくれ! ちょっと早いですけど、クリスマスプレゼントです」と声をかけ、場内を盛り上げていた。

岡山県のあるカップルに起きた奇跡の実話を、「64 ロクヨン」シリーズの瀬々敬久監督、佐藤と土屋太鳳のダブル主演で映画化。結婚式を3カ月後に控えた2006年末、麻衣(土屋)は発症率が300万人に1人という「抗NMDA受容体脳炎」と診断されてしまう。こん睡状態が続くなか、尚志(佐藤)は諦めずに回復を祈り続ける。

恋人に寄り添う等身大の男性を演じた佐藤は、「そろそろ、普通の人間を演じないと俳優人生が危ういかなと思って(笑)」と、決して死なない新人類を演じた「亜人」を引き合いに笑いをさそい、「芝居しているように見えない芝居を心がけた。日常の延長線上として、究極に肩の力が抜けた状態で、現場にいたような気がします」と役作りを振り返った。約3年ぶりに共演した土屋については、「僕だったら到底できないような、本当に難しい芝居を要求されていた。ですから、彼女が力を発揮できる環境づくりをしたいなと思った」と役柄同様の“献身”を語った。

また、人気バンド「back number」が映画のために書き下ろした主題歌「瞬き」については、「8年間、大切な人を支えることができた尚志さんって、実はとても幸せだったんじゃないかなと。その映画の本質を、どうしてここまでくみ取れるんだろうと驚きました」と話していた。

8年越しの花嫁 奇跡の実話」は、12月16日から全国公開。

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