米国史上最大級の暴動を映画化!「デトロイト」、圧倒的臨場感の30秒予告公開
2017年11月22日 08:00

[映画.com ニュース]「ハート・ロッカー」や「ゼロ・ダーク・サーティ」で知られるオスカー監督キャスリン・ビグローが、約5年ぶりにメガホンをとった「デトロイト」の日本オリジナルとなる予告編が、公開された。約30秒ながら、暴動の恐ろしさ、残酷さが圧倒的な臨場感で描かれている。
1967年に米国で発生し、5日間で38人が死亡、1000人以上が負傷した“デトロイト暴動”を題材に、捜査中の警官が黒人少年をなぐったことがきっかけで起こる“戦慄の一夜”を描く。暴動2日目の夜、銃声の通報があり、デトロイト市警察をはじめ、ミシガン州警察、ミシガン陸軍州兵が、アルジェ・モーテルで銃の捜索を開始。そのさなか、数人の警官が捜査手順を無視し、宿泊客の人権を無視した不当な尋問を始める。それはやがて、自白を強制する「死のゲーム」へと変貌していく。
「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」に続き、マーク・ボールが製作・脚本を務め、「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のジョン・ボヤーガ、「レヴェナント 蘇えりし者」のウィル・ポールター、「キングコング 髑髏島の巨神」のジェイソン・ミッチェル、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」では製作総指揮を務めたジョン・クラシンスキー、「アベンジャーズ」シリーズのファルコン役で知られるアンソニー・マッキーといった俳優陣が顔をそろえた。
映像では、アルジェ・モーテルに急行したデトロイト市警官やミシガン州兵、その場に居合わせた人々の緊張や恐怖といった極限状態での感情が、緊迫感たっぷりに切り取られている。建物の外で暴動が激化するなか、差別主義者の警官クラウス(ポールター)をはじめとする警官たちが、壁に立たされた若者たちに「おどしじゃない」と怒鳴り散らし、どう喝する姿も描かれ、さらには警備員ディスミュークス(ボヤーガ)の「この夜を生き抜け」というセリフが、事態の切迫具合を物語っている。スリリングな筋運びとリアリティあふれる映像で観客を物語に引き込むビグロー監督の特色が、30秒間に凝縮されている。
「デトロイト」は、2018年1月26日から全国公開。
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