元殺人犯を信じられるか…錦戸亮の主演「羊の木」新ビジュアル&予告編公開
2017年11月20日 06:00

[映画.com ニュース]「関ジャニ∞」の錦戸亮の主演で、山上たつひこ原作、いがらしみきお作画の漫画を映画化する「羊の木」の予告編と、意味深な表情を浮かべる元殺人犯たち&木村文乃扮する何も知らない町人を収めた新ビジュアルがお披露目された。
同名原作は、ギャグ漫画の巨匠2人がタッグを組み、ある地方都市を舞台に住民と元受刑者の不協和音、犯罪者に対する生理的な感覚を描き出した第18回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞作。吉田大八監督がメガホンをとり、原作とはまったく異なる結末を描く。
港町・魚深で市役所職員として働く月末一は、地方都市の過疎問題解決のため仮釈放中の受刑者を移住させるという“国家の極秘プロジェクト”でやってきた元殺人犯の男女6人の受け入れを担当する。元受刑者たちは町に溶け込んで生活を始めるが、港で身元不明の変死体が発見され、静かな町に波紋が広がっていく。
主人公の月末を錦戸が演じるほか、月末の同級生・石田文に木村、元受刑者役に、北村一輝、優香、市川実日子、水澤紳吾、田中泯、松田龍平が扮する。
公開された予告編では、何も知らない月末が駅で“移住者”を出迎える様子から始まる。気さくに町を紹介する月末だったが、次第に6人から異様さを感じ取り、プロジェクトの全容を知る。元受刑者の宮腰(松田)が文と付き合っていると聞き動揺するが、文に事情を話せず、その後起こった殺人事件で元受刑者たちを信じられなくなっていく。最後は、文が必死に月末の名前を叫ぶというサスペンスタッチな場面が映し出され、結末が気になる仕上がりとなっている。映像は、YouTube(https://youtu.be/NBcBtl6rLmo)で見ることができる。
吉田監督は、初タッグとなる錦戸の演技について、「ひたすら受けの芝居が続く難しい役柄なのに1シーンとして同じ表情がない。いつまでも見ていたくなる」と絶賛している。「羊の木」は、2018年2月3日から全国で公開。
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