山田孝之×長澤まさみ、10年ぶり共演で「50回目のファーストキス」映画化!
2017年11月7日 04:00
[映画.com ニュース] 俳優の山田孝之と女優の長澤まさみが、福田雄一監督の最新作「50回目のファーストキス」にダブル主演し、「そのときは彼によろしく」(平川雄一朗監督)以来10年ぶりに共演を果たしていることが明らかになった。かつてテレビ版と映画版の「世界の中心で、愛をさけぶ」にそれぞれ出演し、「セカチュー」ブームを巻き起こした2人が、今作では恋人役としてタッグを組む。
福田監督にとって初めて挑む王道ラブストーリーは、アダム・サンドラーとドリュー・バリモアの共演で大ヒットした「50回目のファースト・キス」が原案。記憶障害に陥った女性と一途に思いを寄せる男性が繰り広げる、純愛を描く。オアフ島でツアーガイドとして働きながら天文学の研究をしている弓削大輔役の山田、新しい記憶が1晩でリセットされてしまう事故の後遺症を患う藤島瑠依役の長澤は初夏、オリジナル映画の舞台でもあるハワイでオールロケを敢行した。
興行収入38.4億円の大ヒットを記録した「銀魂」をはじめ、幸先の良い滑り出しをみせた「斉木楠雄のΨ難」などコメディ路線をひた走ってきた福田監督は、今作のオファーを受けてから原作の映画を見たという。「ハワイに長期で滞在する機会があり、ハワイにもリゾート地とは違う、とてものんびりとした住民の人たちの生活があることを知りました。リゾートとしてのハワイしか知らなかったら、この映画を撮ることに勝算は持てなかったと思います。ちゃんと違う側面を知ったからこそ、このお話をお受け出来たと思っています」。
約1カ月におよんだハワイロケは、あっという間だったようで「あのザッカー兄弟のジェリーが『ゴースト』をやっているように、ギャグコメディばかりやってきたこのチームでラブストーリーやっているだけで、新鮮で楽しくて仕方ないんです。笑えますし、しっかりとラブストーリーとして仕上げました」と言い切る。だからこそ、「幅広い世代のお客様に楽しんで頂けると思います。ちなみに僕、初めて撮影中、モニター見ながら泣きましたし、編集してまた泣きました」と出来栄えにも自信をにじませている。
山田が演じる大輔は、後腐れのない恋愛が信条のプレイボーイだが、瑠依に一目ぼれしてからは一途な男になるという役どころ。翌日には前日の記憶がリセットされてしまう瑠依を毎日あの手この手で口説き落とし、毎日恋に落ち、毎日ファーストキスを繰り返すことになる。「脚本を読むたびに、こんなに笑って、こんなに泣いたのは初めてではないだろうか」と語る山田は、「ラブストーリーとして素晴らしく感動的で、コメディとして素晴らしく面白い。その素晴らしい脚本をキャスト、スタッフが心の底から愛していて、きっとその全てを映像に収めることが出来た」と胸中を明かす。そして、「完成作を見たときも涙が止まらないことが想像できる。そして劇場を後にする際、我々は思うだろう。『福田雄一に泣かされたことが少し納得いかない』と」とウィットに富んだコメントを寄せている。
一方の長澤は、福田組への連続参加について「福田監督には『銀魂』でお世話になりましたが、真面目にコメディがやれたら楽しそうだなと思っていたので、願ったり叶ったりでした。山田さんとは10年前に映画でご一緒させていただいてから共演する機会がほぼなかったので、再共演できることがとても嬉しい気持ちでいっぱいでした」と喜びをあらわに。それだけに、「なんだか毎日良い作品ができるのではないかという気配を感じて、スタッフ・キャスト一丸となって撮影できたような気がしています。絶対に面白くなるであろう作品に出合えたことが嬉しく、撮影が終わって早くたくさんの人に見て欲しいという思いが募る一方です」と胸中を告白した。
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