マッツ・ミケルセン、新作アクションスリラーで最強の暗殺者に
2017年10月31日 11:00
[映画.com ニュース] ハリウッドで活躍するデンマーク出身の演技派俳優マッツ・ミケルセン(「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」)が、新作アクションスリラー「ポーラー(原題)」に主演することが決定した。
スペイン人アーティストのビクトル・サントス作のグラフィックノベル「Polar: Came With the Cold」の実写映画化。米バラエティによれば、ミケルセンが演じるのは、「ブラック・カイザー」の名で知られる最強の暗殺者ダンカン・ビズラ。雇い主からお払い箱にされ引退したはずが、若くて身軽で容赦のない殺し屋集団に狙われていることに気づき、裏社会に舞い戻り殺しのスキルを駆使して敵を出し抜き、罪のない女性を守るという内容だという。
スウェーデン人監督のヨナス・アカーランド(「ホースメン」)がメガホンをとり、ジェイソン・ロスウェル(「サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース」「エヴァンジェリスタ」)が脚色を担当。米サンタモニカで11月1日(現地時間)に開幕するアメリカン・フィルム・マーケットで国際セールスが行われる。
プロデューサーのジェレミー・ボルトは、「マッツ・ミケルセンは世界最高の暗殺者を演じるために生まれてきたような人。『ポーラー』のブラック・カイザーとして真実味がある」とコメント。さらに「ヨナスのユニークで力強く、それでいて地に足の着いたダークなコミックスタイルは、この映画を忘れがたい物語として際立たせてくれるだろう」と期待を寄せた。
「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」や「ドクター・ストレンジ」といったハリウッド大作でキーパーソンが続いたミケルセンは、現在ダグ・リーマン監督の新作スリラー「カオス・ウォーキング(Chaos Walking)」の撮影中。12月1~3日に千葉・幕張メッセで開催される「東京コミックコンベンション2017」参加のため来日予定だ。
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