“純粋悪”玉木宏が愛する者のために暗躍「悪と仮面のルール」予告編完成!
2017年10月17日 12:00
[映画.com ニュース] 芥川賞作家・中村文則氏による小説を、玉木宏主演で映画化する「悪と仮面のルール」の予告編が、このほど完成した。“謎のシンガー”として注目を集めるUruが書き下ろした主題歌「追憶のふたり」をバックに、“顔を変え、過去を捨てた殺人者”の暗躍をとらえている。
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の「2013年のベストミステリー10作」に選出され、世界的な注目を集めた中村氏のサスペンス小説を原作に、“純粋悪”となるために育てられた男の究極の愛の物語を描く。財閥・久喜家に生まれた文宏(玉木)は、かつて思いを寄せる久喜家の養女・香織(新木優子)を汚そうとした父親を殺害していた。やがて別人の新谷弘一として生まれ変わった文宏は10数年後、香織を陰から見守る生活を続けるなか、久喜家のさらなる巨悪である兄・幹彦(中村達也)と対峙する。
お披露目された予告編は、11歳の文宏が、高笑いする父・捷三(村井國夫)から自身が絶対的な悪として創出されたことを告げられる場面からスタート。やがて整形手術によって弘一となった文宏は、探偵・榊原(光石研)に香織の動向を調べさせると、手段を選ばず彼女を影から守り始める。「人間を殺すことを世界は悪だと言うだろう。だとしても、僕は悪でかまわないと思った」という発言に、初恋の人のためならば自身の命、そして殺人もいとわない文宏の狂気と悲しみが垣間見える。
また、冷酷な殺人者として行動を始めた文宏の前には、目的を阻む者たちが次々と登場。人を殺しながら不敵に笑う兄・幹彦、日本を騒がせているテログループのメンバー・伊藤(吉沢亮)に加え、「あなたの周りは、よく人が死にますねぇ…」と疑念を抱く刑事・会田(柄本明)の登場によって、文宏は窮地に追い込まれる。やがて「お前、人間恨んでるだろ」「もう、お前に幸福は無い…」と言葉を投げかけられた文宏が、自らの壮絶な宿命と向き合っていくさまが映し出される。
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