H・フォード、R・ゴズリングらキャストが語る「ブレードランナー」愛!特別映像公開
2017年10月11日 18:00

[映画.com ニュース]ハリソン・フォードとライアン・ゴズリングの共演で、傑作SFアクション「ブレードランナー」(1982)の30年後を描く続編「ブレードランナー 2049」の特別映像が、公開された。キャスト・スタッフ陣が、作品の魅力を語っている。
前作のメガホンをとったリドリー・スコットが製作総指揮を務め、新たに「メッセージ」「ボーダーライン」のドゥニ・ビルヌーブ監督を起用した本作。2019年の近未来を舞台に、労働用の人造人間“レプリカント”の暴挙を阻止する捜査官“ブレードランナー”の追跡劇を描いた前作から30年後。現役捜査官のK(ゴズリング)と前作の主人公デッカード(フォード)が、謎めいた科学者ウォレス(ジャレッド・レト)の陰謀に迫っていくさまが描かれる。全米では10月6日に封切られ、週末興行収入第1位を記録した。
ゴズリングは「この映画を語ることほど、難しいことはない(笑)。こんな作品は初めてだよ。秘密で覆われた作品にしておくべきだ」と本音を明かしつつも、「長く記憶に残る素晴らしい作品だ」と自信をみなぎらせる。対するフォードは、「私がずっと求めていたのは、前作から自然に流れる物語だ」と本作が第1作の流れをくんだ物語であることを強調。さらに、スコットが「ハリソン(・フォード)は脚本を読んで、“これこそ最高の脚本だ”と言っていた」と言葉を添える。
「ダラス・バイヤーズクラブ」でオスカーに輝き、「スーサイド・スクワッド」ではジョーカーに扮したレトは「見た人の心の琴線に触れる物語がある。そういう作品は、見た人の世界観の一部になる」、「ノック・ノック」や「スクランブル」(公開中)で知られ、本作ではKの恋人を演じるアナ・デ・アルマスは「本作では照明や映像もキャラクターの1つよ」とストーリーや世界観の魅力を語っている。
全世界の期待を一身に背負い、新たな物語を構築したビルヌーブ監督は「『ブレードランナー』は世界に衝撃を与えた。監督を任されたのは、最高の名誉だ。胸が躍ったよ。本作は新たな金字塔になるだろう。別の画家が描いたような感じだ」と自信をみなぎらせている。
「ブレードランナー 2049」は、10月27日から全国公開。
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