行定勲監督がTBS「オー!!マイ神様!!」で告白 松本潤主演「ナラタージュ」込めた思い
2017年10月2日 09:30
[映画.com ニュース] 行定勲監督が、10月2日放送のTBS系「オー!!マイ神様!!」に登場する。自らの最新作で、「嵐」松本潤が主演した映画「ナラタージュ」(10月7日公開)に込めた思いを語っている。
番組は、各界で活躍する人物がプレゼンターを務め、自身が神と崇める存在“マイ神”の魅力を一方的に伝えるバラエティ。行定監督は成瀬巳喜男監督作「浮雲」(1955)をマイ神として紹介し、その魅力を熱弁する。同作は戦中・戦後の動乱期を舞台に男女の禁断の愛を描き、“不倫映画の金字塔”として今もなお称賛され続ける傑作だ。
行定監督は、新作「ナラタージュ」は「浮雲」のオマージュ作品だと明かす。初めてこの映画に触れたのは、物心つく前。当時は恋愛の物語に面白さを感じなかったが、大人になり名画座で目の当たりにした際には大きな感銘を受けた。今でも編集作業前に必ず鑑賞するほど強い影響を受け、「いつか同作のような恋愛劇を撮りたい」と願い続けていた。そうしたなか、島本理生氏の恋愛小説「ナラタージュ」と出合い、映画化へと突き進んでいったという。
さらに行定監督は、「ナラタージュ」撮影において、主演・松本に“ある注文”をつけて驚かせたという。その内容などは、本日10月2日の深夜0時58分からTBS系「オー!!マイ神様!!」で放送される。
なお「ナラタージュ」は、2006年版「この恋愛小説がすごい」第1位に輝いた島本氏の同名小説を映画化。松本と有村架純が共演し、高校教師と元生徒による禁断の恋を描いた。10月7日から全国で公開。
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