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156カ国から買い付けオファー!「新感染」ヨン・サンホ監督、人々を引き付ける秘策とは?

2017年8月31日 15:45

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本作で実写映画監督デビュー
本作で実写映画監督デビュー

[映画.com ニュース] 本国韓国で大ヒットを記録し、ハリウッドリメイクも決定したサバイバルアクション「新感染 ファイナル・エクスプレス」を手がけたヨン・サンホ監督が来日し、映画.comのインタビューに応じた。

韓国国内で、謎の感染爆発が発生。凶暴化した感染者の1人がソウル発プサン行きの高速鉄道「KTX」の車内に乗り込んだことから、次々と感染者が増加していき、車内は地獄絵図に。そんななか、妻のもとへ向かう夫と幼い娘、出産間近の夫妻、高校生カップルといった乗客たちは、時速300キロで走行する密室の中で壮絶なサバイバルに身を投じる。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では95%(8月28日時点)の高評価を記録した。

2016年に第69回カンヌ国際映画祭で上映されたのを皮切りに世界の映画祭で熱狂を呼び、156カ国から買い付けオファーが殺到したという話題作。エドガー・ライトギレルモ・デル・トロスティーブン・キングといった名だたる映画人も絶賛コメントを寄せている。社会派のアニメーション監督として手腕を発揮し、本作で実写映画デビューを飾ったヨン監督は、なぜここまでのムーブメントを呼び起こせたのか。ヨン監督は「私が映画を作るときに大切にしていることの1つは、観客自身が今生きている世の中と、映画の中の世界が同じだと感じさせること。これが、没頭して映画を見てもらえることにつながると思ったのです」と作品作りの核を“普遍性”だと明かす。

普遍性、つまり現実世界と作品世界を地続きにすることが、没入感を呼び起こす。そのために必要なのは、一般市民の目線に徹することだ。ヨン監督の狙いは、田舎町を走るトラックの前にウイルス感染した鹿が飛び出す冒頭シーンにも表れている。「最初の企画案の段階では、例えば実験室で研究を誤ってしまうのはどうか、などの意見もあったのですが、私は観客が見慣れた風景を見せたほうがいいのではないかと意見を出しました。本作に登場するウイルスや感染者は実際には存在しませんが、それらを想像できるようなものはないかなと考えて、口蹄疫(こうていえき)の話や、(道路の)料金所で防疫している姿だったら韓国の人であれば見慣れた風景なので、そんな風にオープニングを持ってきたのです」。このシーンが冒頭に入ることで、観客は普段の立ち位置から感染爆発の始まりを疑似体験できるというわけだ。

本作は一見すればド派手なスペクタクルムービーだが、ヨン監督の頭の中にあったのは「あくまで普通の人のドラマにしたい」という思い。乗客と感染者のバトルシーンでも、武器は乗客の野球部員が持っていたバットくらいにとどめ、素手で感染者と戦うという斬新かつリアルな演出を行った。「駅にたくさんいる軍人の銃を拾って列車の中に持ち込み、感染者と戦ったらどうかという案も出ていたんですが、列車の中で銃撃戦を繰り広げてしまうと、やはり普通の人のドラマとはかけ離れてしまうし、違和感がある。現実味を出すために、できるだけ銃を排除することにしました。その結果、あのような戦闘シーンになりました」と経緯を語る。

感染者の外見や動きについても、ヨン監督がこだわったのは現実世界に入り込んでも違和感がないかどうか。作りこみすぎて観客が引いてしまわないように、とはいえ「普遍的な恐怖」を感じさせられるように、検討に検討を重ねたという。「私が望んでいたのは、実際にこの世の中にいそうな感染者の姿だったんですが、特殊メイクをすればするほどモンスターに近くなってしまいますし、違和感がありましたので、特殊メイクは最小限に抑えようと決めました。ただ、あんまり抑えてしまうと、感染者の特色がなくなってしまう。だったら、動きで変化をつけようと思ったんです」。

そこで手腕を発揮したのが、國村隼の怪演が話題をさらった「哭声 コクソン」にも携わった振り付け師だ。「『哭声 コクソン』での動きの付け方に、関節を折り曲げるようなボーンブレイクダンスというものがあったんです。それを中心に、振り付け師の方のアドバイスを聞いて作っていきましたね」。一連のヨン監督の言葉からにじみ出るのは、とにかく現実に根ざした物語を作り上げたいという信念。本作をすでに鑑賞した人々からは「泣ける」といった感想が多数を占めるが、そのような結果を生んだのは、監督が誰よりも観客目線を大切にしたからこそだろう。

新感染 ファイナル・エクスプレス」は、9月1日から全国公開。

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