クストリッツァ監督の世界観に酔う「オン・ザ・ミルキー・ロード」本編映像公開!
2017年8月25日 12:00

[映画.com ニュース]「アンダーグラウンド(1995)」「黒猫・白猫」で知られる名匠エミール・クストリッツァ監督の約9年ぶりとなる新作「オン・ザ・ミルキー・ロード」の本編映像が、公開された。クストリッツァ監督独自の世界観を味わえる。
カンヌ・ベルリン・ベネチアの“世界3大映画祭”で主要賞を受賞してきたクストリッツァ監督が自ら脚本と出演も兼ね、「マラドーナ」以来のメガホンをとった意欲作。戦争が終わらない国を舞台に、運命の出会いを果たしたミルク運びの男と美しい花嫁の壮大な愛の逃避行を描く。クストリッツァ自身が主人公のコスタを演じ、「007 スペクター」「ツイン・ピークス The Return」と話題作に次々と出演するモニカ・ベルッチがヒロインに扮する。
このほど公開されたのは、バルカン・ミュージックが奏でられるなかでのダンスシーン。戦争が続く敵国との休戦協定により、村に突如として平和が訪れ、村人たちは狂喜乱舞する。バンド“エミール・クストリッツァ&ザ・ノー・スモーキング・オーケストラ”のメンバーでもあるクストリッツァが、得意のツィンバロムを披露しているほか、コスタに思いを寄せる村の娘・ミレナ(スロボダ・ミチャロビッチ)もセクシーなダンスで色気を振りまいている。
本作の音楽を担当するのは、監督の実子であり、同じバンドのメンバーでもあるストリボール・クストリッツァ。クストリッツァ監督は、音楽について「彼はジプシー音楽のリズムに乗せたノスタルジックなスラブ調のメロディを作ることを心得ています。また、ストーリーに沿って、音楽でドラマティックな緊張感を生み出したり、とても美しいオーケストレーションができるのです」と厚い信頼を寄せている。
「オン・ザ・ミルキー・ロード」は、9月15日から全国公開。
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