「ゴジラ」シネマコンサートが東京国際映画祭で開催!シリーズ第1作上映&劇中曲演奏
2017年7月31日 15:00
[映画.com ニュース] 特撮映画の金字塔「ゴジラ」のシネマコンサートが、10月31日に第30回東京国際映画祭内で開催されることがわかった。東京国際フォーラムで、本多猪四郎監督がメガホンをとったシリーズ第1作「ゴジラ(1954)」の上映に合わせ、伊福部昭氏が作曲した劇中曲を直弟子である作曲家・和田薫氏が指揮し、東京フィルハーモニー交響楽団が演奏。アンコールには伊福部氏の怪獣映画音楽を編曲した「怪獣ファンタジー」を予定しているという。
さらに上映に先立ち、「ゴジラ 現在・過去・未来」と題したトークショーも実施。ゲストに初代「ゴジラ」のスーツアクター・中島春雄氏をはじめ、「ゴジラVSビオランテ」(89)から「ゴジラ FINAL WARS」(2004)までプロデューサーを務めた富山省吾氏、大ヒットを記録しシリーズ復活を印象づけた「シン・ゴジラ」の監督・樋口真嗣を迎え、60年以上にわたりファンやクリエイターを刺激続けるゴジラの魅力を語り尽くす。
また、30回の節目を迎えた東京国際映画祭では、ほかにも企画が目白押し。10月28日にはハロウィンで賑わうTOHOシネマズ六本木ヒルズで、ホラー映画やアニメなどを一挙上映するオールナイトイベント「ミッドナイト・フィルム・フェス!」が開催され、昨年好評を博した野外上映は「Tower Light Cinema」(日時未定)、「Cinema Arena 30!」(10月26日~11月3日・六本木ヒルズアリーナ)として行われる。
東京国立近代美術館フィルムセンターでは「ジョージ・イーストマン博物館 映画コレクション」(10月25日~11月5日)が実施され、エリッヒ・フォン・シュトロハイム監督の「クイーン・ケリー」スワンソン・エンディング版など、1920~30年代のアメリカ映画黄金期の名作を35ミリフィルムで上映する。
第30回東京国際映画祭は、10月25日~11月3日に開催。なお「ゴジラ」シネマコンサートのチケットは8月に発売予定で、価格などの詳細は公式サイト(http://2017.tiff-jp.net/ja/godzilla_concert/)で掲載される。
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