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「幼な子われらに生まれ」に見る“ステップファミリー”のあり方 NPO法人代表らが熱弁

2017年7月27日 14:00

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“子連れ再婚”がテーマ
“子連れ再婚”がテーマ

[映画.com ニュース]浅野忠信田中麗奈が再婚夫婦を演じ、初共演を果たした映画「幼な子われらに生まれ」の特別試写会が7月26日、都内で行われた。

上映後のトークイベントには、子連れ再婚家庭とひとり親家庭を支援するNPO法人「M-STEP」代表の新川てるえ氏、「親子の面会交流を実現する全国ネットワーク」の武田典久氏、同居親の立場で当事者支援を行う離婚・面会交流コンサルタントのしばはし聡子氏の3名が登壇し、それぞれの視点から作品について語り合った。

直木賞作家・重松清氏が1996年に発表した小説を、「ぶどうのなみだ」「繕い裁つ人」の三島有紀子監督が映画化。中年サラリーマンの信(浅野)と妻の奈苗(田中)はバツイチ同士で再婚し、奈苗の連れ子である2人の娘と共に暮らしていたが、奈苗の妊娠を機に、長女が「本当のパパ」(宮藤官九郎)に会いたいと言い始める。一方、信の元妻である友佳(寺島しのぶ)の再婚相手は末期ガンで余命わずかだった。

新川氏は自身の経験を踏まえながら、子連れ再婚によって継親子関係が生まれる“ステップファミリー”の現状について、「見た目には父親も母親もいるので、シングル家庭と違って、周りからはわかりにくい面も。その分、悩みや問題があるときに相談しにくく、支援団体が数多くあるアメリカに比べると、日本はかなり遅れている」と指摘した。

原作者の重松氏のファンでもあるという武田氏は「親の葛藤や子どもの心情が非常にうまく表現されている」と作品を評価し、「離婚=縁切りではなく、子どもに寄り添うような形で、みんなが幸せに暮らす方法を考えるきっかけになるはず」と熱弁。しばはし氏も「1番のしわ寄せを受けるのは子ども。たとえ、離婚や再婚をしても、子どもの気持ちファーストで、親としてできることを考えるべきだと痛いほどに伝わり、“気づき”を得られる」と映画の持つ意義を語りかけた。

幼な子われらに生まれ」は、8月26日から全国公開。

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