ベッキー「ザ・マミー」で“王女ミイラ”に!トム声優・森川智之との対決映像公開
2017年7月6日 05:00

[映画.com ニュース] トム・クルーズ主演で、往年のホラー映画「ミイラ再生」をリブートする超大作「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」の日本語吹き替え版で、ベッキーがボイスキャストを務めることがわかった。5000年の眠りから覚めた古代エジプトの悪の王女アマネット(ソフィア・ブテラ)に扮する。
ユニバーサル・ピクチャーズが往年のモンスター映画を連続リメイクする「ダーク・ユニバース」の第1弾。米軍関係者のニック(クルーズ)は、謎の棺(ひつぎ)に封印されていたアマネットを目覚めさせてしまったことから、アマネットに執ように狙われ、壮大な戦いに身を投じていく。世界興行収入は3億5000万ドルを突破(7月5日時点)した。日本語吹き替え版では、ベッキーに加えて森川智之、沢城みゆき、山路和弘、中村悠一、高岡瓶々、鈴木達央といった豪華なメンバーが声優を務める。
ベッキーは「今回、お話をいただいてすごくうれしかったです。トム・クルーズ主演映画の吹き替え版と聞いて、それだけで『やらせていただきたい!』と思い、本当に光栄でした。百戦錬磨のトムを吹っ飛ばすなんてこと、なかなか疑似体験できないので、ちょっと共演したような気持ちになってうれしかったです」と出演を即決したという。
また、「私が演じるアマネット役の女優、ソフィア・ブテラさんが、実は私の妹(ジェシカ)の友だちだったんです! それをアフレコ直前に知って、驚きました!」と驚きのつながりを明かした。「アマネットは邪悪な王女ですが、ただ邪悪なだけではなく、大きい悲しみを抱えていて、強く見えて繊細なキャラクターなので、そのお芝居が楽しくもあり、大変でした」と語り、「普段バラエティなどでは声を高く張るのですが、今回はぐっと抑える大人っぽい感じで、やりがいがありました。アマネットの複雑な感情や、心の揺れを感じていただきたいです」と呼びかけている。
ベッキーが吹き替えを務めた本編映像も2種類公開され、捕らわれたアマネットが、父親を殺害した理由をニックに問われ「私は父を愛していた。心の底から。私はその愛にこたえてほしかった」と狂気と悲しみをのぞかせるシーン、「私はあなたのもの」とニックを妖艶に誘惑するシーン、アマネットが「お前は心の底から知りたいのか? 死の向こう側に一体何があるのか。お前も見られるよ。私がお前を殺すときに」と考古学者ジェニー(アナベル・ウォーリス)に牙をむくシーンが切り取られている。ベッキーは、抑えた演技でニック役の森川智之、ジェニー役の沢城みゆきと火花を散らしている。
配給の東宝東和は、起用理由について「アマネットは父であるファラオから次期女王として認められていながらも、その約束が裏切られ、悲しみや怒り、そして野心など複雑な感情を持ったまま、自らモンスターになることを選んだ女性。そういった複雑な感情を表現できる方を考えたときに、若いころからマルチに活動し、30代を迎え大人の女性としてさらに成熟され、活躍の場を広げているベッキーさんの姿が浮かびました」と語っている。
「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」は、7月28日から全国公開。
(C)Universal Pictures
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