かつての愛犬が転生したら…L・ハルストレム監督「僕のワンダフル・ライフ」9月公開
2017年7月4日 10:00
[映画.com ニュース] 「HACHI 約束の犬」「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」などで知られる名匠ラッセ・ハルストレム監督作「ア・ドッグス・パーパス(原題)」が、「僕のワンダフル・ライフ」の邦題で9月29日に公開されることが決定した。もしもかつての愛犬が転生し、もう一度会いに来てくれたらという、すべての愛犬家の夢をかなえる物語が誕生した。
子犬ベイリーの“最愛の人”は、自分の命を救ってくれた少年イーサン。2人は固い絆で結ばれていくが、犬の寿命は人間よりずっと短い。ついにベイリーが旅立つ日がきてしまうはずが、その愛は不死身だった。イーサンに会いたい一心で3度生まれ変わり、自らに与えられた使命に気付いていく。
原作はW・ブルース・キャメロン氏が、愛犬を亡くした恋人のために書いたベストセラー小説「野良犬トビーの愛すべき転生」(新潮文庫刊)。愛犬と飼い主の関係性に胸を打たれた読者から熱狂的な支持を集め、米ニューヨーク・タイムズのベストセラー第1位の座を1年以上キープしただけでなく、これまでに世界29カ国、20の言語に翻訳されている。
主人公の犬ベイリーは、劇中でゴールデン・レトリバー、ジャーマン・シェパード、コーギー、セント・バーナード&オーストラリアン・シェパードのミックスと姿を変えていく。「アナと雪の女王」でオラフ役を担当したジョシュ・ギャッドがベイリーの声を務め、ユーモアあふれるピュアな熱演を見せている。
さらに若き日のイーサン役には、新人K・J・アパを抜てき。成長したイーサン役を「エデンより彼方に」のデニス・クエイドが演じ、ほか「トゥモローランド」のブリット・ロバートソン、「ツイン・ピークス」シリーズのペギー・リプトンら実力派が顔をそろえている。