人類の夢の実現に向けて奮闘する女性たちを描いた「ドリーム」日本版予告編完成
2017年6月29日 17:00
[映画.com ニュース] アメリカ初の有人宇宙飛行計画の成功を影で支えた、3人の黒人系女性の知られざる物語を描く「ドリーム」の日本版予告編が公開された。
有色人種への差別意識がまだ色濃く存在していた1960年代初頭のアメリカを舞台に、キャサリン、メアリー、ドロシーという3人の黒人系女性が、苦難に屈せず奮闘する姿を描き、第89回アカデミー賞で作品賞ほか3部門にノミネートされた話題作。予告編は、車の故障で立ち往生していた3人が、国の威信をかけた宇宙開発計画を進めるNASAの職員だということから、白人警官のパトカーで先導されるという、黒人差別が根強い当時としては奇跡的な場面から始まる。
そんな3人は、男性社会の職場でも卑屈になることはなく、ひたむきに前進。キャサリンは「人間コンピュータ」とも呼ばれる天才的な計算能力をいかんなく発揮し、メアリーは「君が白人男性ならエンジニア希望かね?」という上司の嫌味に、「もうエンジニアですから」と強気の反撃をする。また、管理職への昇進を夢見て女性職員たちの手本となる頼もしいドロシーの姿も映され、人種差別・女性蔑視を乗り越え、「人を宇宙に連れていく」という人類の夢の実現へ向けて奮闘する3人の道のりが、爽快なサクセスストーリーとして活写される。
キャサリン役は「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」のタラジ・P・ヘンソン、ドロシー役のオクタビア・スペンサー、メアリー役は「ムーンライト」にも出演したジャネール・モネイ。あわせて到着した場面写真には、黒板にギッシリと数式を書き込むキャサリン、同僚の女性たちを引き連れ自信をみなぎらせるドロシーに加え、宇宙特別研究本部のボスとして史上初めて黒人女性のキャサリンを登用するハリソンに扮したケビン・コスナー、ドロシーの昇進の障壁となる上司ミッチェルに扮したキルステン・ダンストという豪華共演者の姿も写し出されている。9月29日全国公開。
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