「ツイン・ピークス The Return」にナイン・インチ・ネイルズがゲスト出演
2017年6月29日 11:00
[映画.com ニュース] デビッド・リンチによる人気テレビドラマの25年ぶりとなる新シリーズ「ツイン・ピークス The Return」に、米バンド「ナイン・インチ・ネイルズ」がゲスト出演した。
英Dazed&Confusedによれば、ナイン・インチ・ネイルズは6月25日に放送された第8話に出演。劇中に登場するナイトクラブ「ロードハウス」で、2016年にリリースしたアルバム「Not The Actual Events」に収録されている「She's Gone Away」をパフォーマンスした。
ちなみに、ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーは、リンチ監督の97年の映画「ロスト・ハイウェイ」でサウンドトラックを手がけ、リンチはナイン・インチ・ネイルズの2013年の「Came Back Haunted」MVで監督を務めるなど、2人はこれまでたびたびコラボレートしている。
1990~91年に全米ABCネットワークで放送されたカイル・マクラクラン主演「ツイン・ピークス」は、カナダの国境に近い田舎町ツイン・ピークスで、美少女が何者かに殺される事件が発生したことから、住人たちのゆがんだ人間関係が明らかになっていくさまを描いた。
新シリーズはマクラクラン、シェリリン・フェン、シェリル・リー、メッチェン・アミックをはじめとするオリジナルキャストのほか、ナオミ・ワッツ、アマンダ・セイフライド、モニカ・ベルッチ、ティム・ロス、裕木奈江といった総勢217人が参加。全米では5月21日に放送開始され、テレビ放送とストリーミング配信あわせて1週間で視聴者数約170万人の大ヒットを記録している。
「ツイン・ピークス The Return」は、7月22日からWOWOWで独占放送(全18話。2カ国語版は毎週土曜日午後9時、字幕版は毎週金曜日午後11時)。