シェリル・リー

ドイツで生まれ、米コロラド州ボルダーで育つ。子どもの頃から舞台に立ち、ロサンゼルスのアメリカン・アカデミー・オブ・ドラマティック・アーツなどで演技を学んだ後、シアトルで舞台女優としてのキャリアをスタート。デビッド・リンチ監督の「ワイルド・アット・ハート」（90）への出演に続き、同監督のTVドラマ「ツイン・ピークス」（90～91）では物語の核となる殺人事件の被害者ローラ・パーマー役に抜てきされ、その美しさが大きな反響を呼んだことから瓜二つのいとこマデリーン・ファーガソン役が用意された。前日譚を描いた劇場版「ツイン・ピークス　ローラ・パーマー最期の7日間」（92）で再びローラ役を演じている。その後の出演作には映画「バック・ビート」（94）や「ヴァンパイア　最期の聖戦」（98）、「ウィンターズ・ボーン」（10）、TVシリーズ「One Tree Hill」（05～06）、「ダーティ・セクシー・マネー」（07～09）、「ライ・トゥ・ミー　嘘の瞬間」（10）などがある。私生活ではニール・ダイアモンドの息子で写真家のジェシー・ダイアモンドと結婚、長男を出産した。