ハン・ソロ主人公のスピンオフ映画から監督が降板 ルーカス・フィルムと衝突か
2017年6月21日 19:15

[映画.com ニュース] 「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ映画として現在撮影中の新作映画から、メガホンをとっていたフィル・ロードとクリストファー・ミラーの監督コンビが離脱した。タイトル未定の新作は、若き日のハン・ソロが主人公で、1月末にクランクインしていた。
米ルーカス・フィルムが6月20日(現地時間)、「スター・ウォーズ」公式サイトで発表したもの。同社のキャスリーン・ケネディ社長は、「フィル・ロードとクリストファー・ミラーは、才能豊かなフィルムメーカーで、素晴らしいキャストとクルーを束ねてきました。しかし、私たちとはこの映画に関するクリエイティブなビジョンが異なることが明白になり、袂を分かつことを決めました」と声明を発表。後任は「まもなく発表」するそうで、全米公開は2018年5月のまま延期はしないという。
一方、ロードとミラーも同じ声明の中で、「残念ながら、私たちのビジョンと製作方法は、このプロジェクトにおけるパートナーと同じ方針ではありませんでした。私たちは“クリエイティブ面での相違”という言葉を好んでは使わないのですが、今回だけはこの決まり文句が当てはまります」と説明。さらに、「世界クラスの素晴らしいキャストとクルーたちの働きを心から誇りに思っています」と述べた。
米バラエティでは、監督コンビがケネディをはじめ、共同脚本家で製作総指揮も兼ねるローレンス・カスダンら、ルーカス・フィルムの面々と衝突したと報じている。遊び心あふれるユーモアセンスで知られるロードとミラーは、当初からケネディと折り合いが悪かった模様。撮影現場でも、独自の撮影スタイルや、キャスト・スタッフとの交流の仕方が認められないなど、創作の自由が制限されていたたようだ。
「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」に次ぐ実写スピンオフ映画の第2弾となる同作は、ハン・ソロ役をオールデン・エアエンライク(「ヘイル、シーザー!」)、親友ランド・カルリジアン役をドナルド・グローバー(「オデッセイ」)が演じるほか、エミリア・クラーク、ウッディ・ハレルソン、タンディ・ニュートンらが出演する。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
星と月は天の穴
【“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
アバター ファイヤー・アンド・アッシュ
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「こんなに面白かったのか!!」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
楓
【今年最大級に切なく、涙が流れた】双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした
提供:アスミック・エース
「ズートピア2」「アバターF&A」「楓」など超注目作を“500円”で観る!
【知らないとめっっっっっっっちゃ損!】絶対に読んでから観に行って!!!!!
提供:KDDI
「ズートピア2」観た人の感想は?
「大好き」「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「メロすぎ」「全員みて」
提供:ディズニー
SNSで大炎上中…
【非難殺到】「絶対に許すな」「町ごと滅べ」些細なケンカが…まさかの大事件へ
提供:ハピネットファントム・スタジオ