キャサリン・ゼタ=ジョーンズ主演「コカイン・ゴッドマザー」制作へ
2017年6月9日 12:00
[映画.com ニュース] 「シカゴ」のオスカー女優キャサリン・ゼタ=ジョーンズが、米ケーブルテレビ局Lifetimeのテレビ映画「コカイン・ゴッドマザー(原題)」に主演することがわかった。
米Deadlineによれば、同作はコロンビア出身で「コカイン・ゴッドマザー」「ブラック・ウィドウ」の異名をとったグリセルダ・ブランコを描く作品。ブランコは1970年代に、コロンビアから米フロリダへ大量のコカインを密輸して売買ルートを開拓し、一大麻薬帝国を築いた。また、夫3人を含め200人以上に及ぶ殺人事件に関与したとも言われている。85年に麻薬密輸の罪によりアメリカで逮捕され服役後、2004年にコロンビアへ帰国。02年にバイクに乗った男に銃撃され、69歳で死亡した。
「コカイン・ゴッドマザー」は、「パンズ・ラビリンス」でアカデミー賞撮影賞を受賞した撮影監督で、コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバルを描くNetflixオリジナルドラマ「ナルコス」の監督を務めたギレルモ・ナバロがメガホンをとる。2018年にプレミア放送の予定。