リリー・フランキー&清野菜名が“究極の愛”に挑む共演作、9月29日公開決定
2017年6月5日 05:00

[映画.com ニュース] リリー・フランキーが主演し、清野菜名がヒロインを務めた映画「パーフェクト・レボリューション」が、9月29日に公開されることが決定した。障がいを持つ男女が“究極の愛”に挑む物語で、リリーは車イス生活を送る主人公・クマ、清野はピンク髪の美少女・ミツに扮したほか、小池栄子、岡山天音、余貴美子らが共演している。
自身も脳性マヒを抱え、障がい者の性への理解を訴え続ける活動家・熊篠慶彦氏の実話に基づく物語を、柳楽優弥主演作「最後の命」などの松本准平監督が映画化。「身体障がい者だって恋をするし、セックスもしたい!」と、重度の身体障がいがありながら、障がい者のために活動するクマ。彼と恋に落ちたミツは、人格障がいを持つ風俗嬢だった。クマとミツによる、どんな不可能も可能にする、ハチャメチャだけれど純粋なラブストーリーが、いま始まる。
「凶悪」「そして父になる」「野火」「SCOOP!」などに出演し、圧倒的な存在感を放ってきたリリーは、幼少期に脳性マヒを患ったが、セックスが好きでたまらないクマ役に。「友人の熊篠の今までの活動と生きざまが映画になると聞き、どんなカタチでも参加したいなと思いました。主人公は障がい者でも、この映画はすべての人々が持つ障がいと、愛の物語です」と熱いコメントを寄せている。
さらに「TOKYO TRIBE」で脚光を浴びた清野は、愛し合うクマとともに“完全なる革命”を成し遂げようとするミツを、どこまでも魅力的に演じる。「役としてはとても難しさを感じましたが、松本監督と熊篠さんにいろいろ聞きながら、自分が感じたまま思い切り演じました。この時、ミツとあたしは一心同体だったと言い切れます」と胸を張り、「リリーさんとすごくナイスなコンビだったと思います。 あんなに自分が一直線に突き進んでるのは初めての感覚でした」と響きあった撮影を振り返っている。
また松本監督は、「『障がい者の映画をつくれませんか?』。5年前、友人である熊篠さんにそう相談されたことが、この企画のはじまりでした」と思いを馳せる。「障がいを題材にするなら、明るく、楽しい、ポップな、希望あふれる映画にしたい。難しい作業でしたが、ご本人の実話を基にすることにした途端、物語が勝手に紡がれていくのを感じました」といい、「大切な友人から預かった、特別なラブストーリーを、最高のキャスト・スタッフで届けられることに喜びを感じています。まっすぐに生きるクマとミツから、元気と勇気を受け取ってもらえると嬉しいです」と呼びかけている。
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