片桐はいり、向井理の祖母の半生を映画化「いつまた、君と」に出演!
2017年5月20日 09:00

[映画.com ニュース]実力派女優・片桐はいりが、俳優・向井理の祖母・芦村朋子さんの半生記を映画化した「いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)」に出演していることがわかった。片桐と向井は「小野寺の弟・小野寺の姉」(2014)などで共演して以来の仲で、今作の撮影でも姉弟さながらのコンビネーションを見せていたという。
「神様のカルテ」の深川栄洋が監督、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」などで知られる山本むつみが脚本を務め、衣食住もままならない戦後の動乱期を生きた一組の夫婦、妻・朋子(尾野真千子)と夫・吾郎(向井)の愛の物語を紡ぐ。「シン・ゴジラ」では官邸内の清掃の女性を演じ、数秒の出演ながら強烈なインパクトを残した片桐は、今作では中国・上海から日本に帰還する、すし詰め状態の“引き揚げ船内”のシーンで登場する。
朋子と吾郎は太平洋戦争の終結を機に、戦中に暮らしていた中国から引き揚げ、2人の息子とともに朋子の実家がある愛媛を目指すことに。その引き揚げ船内で、ある女(片桐)が朋子の次男・暸を突然抱きしめ、「マサオ」と叫ぶ。女は暸を息子・マサオと信じ込み、決して手を離さなかったが、隣にいた自身の娘が「その子はマサオじゃないよ。マサオは途中で置いてきたでしょう」と諭すと、茫然自失の表情を浮かべる。残留日本人を題材にした作品は数多くあるが、今作も中国にいた家族が日本に帰る道中、どれだけ過酷な体験をしたかが描かれている。
「いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ)」は、6月24日から全国公開。
(C)2017「いつまた、君と 何日君再来」製作委員会
フォトギャラリー
関連ニュース





草彅剛主演「新幹線大爆破」4月23日配信決定 「今際の国のアリス」S3、「グラスハート」の新情報も【2025年ラインナップ発表イベント】
2025年2月12日 18:10

映画.com注目特集をチェック

ミッキー17
【史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんな人に朗報】衝撃の価格破壊!! 2000円→750円になる“神・裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

異常な映画みつけました
【クレイジー】壮大VFXを監督がほぼ1人で製作、完成に12年、正確に言うと未完成…面白すぎる
提供:Henge