「それでも夜は明ける」のジョン・リドリー、SF小説「時間層の中の針」を映画化
2017年5月1日 12:00
[映画.com ニュース] 米ミラマックスがSF作家ロバート・シルバーバーグ著の短編小説「時間層の中の針」を映画化する新作で、ジョン・リドリーが監督・脚本を務めることが明らかになった。
原作は、タイムトラベルによって夫婦の間に邪魔者が入り、結婚生活が破綻した夫が、なんとか妻との関係を守ろうとする物語。米Deadlineによれば、映画化にあたりビンス・ジェラルディス、マット・ケネディが製作総指揮を務める。
リドリーは、「それでも夜は明ける」(スティーブ・マックイーン監督)でアカデミー賞脚色賞を受賞。米ABCで放送中のフェリシティ・ハフマン主演の犯罪ドラマ「アメリカン・クライム」や、今月から米Showtimeで放送開始するイドリス・エルバ&フリーダ・ピント主演のミニシリーズ「Guerrilla(原題)」の監督・脚本を手がけるなど、テレビ界でも活躍している。なお、1992年のロサンゼルス暴動を掘り下げたリドリー監督・脚本の新作ドキュメンタリー「Let It Fall: L.A. 1982-1992(原題)」は今月ABCで放送されるほか、劇場でも公開される。