カメラは謎の飛行体が動き出す瞬間をとらえた!「メッセージ」本編映像公開
2017年4月6日 12:00

[映画.com ニュース] 「プリズナーズ」「ボーダーライン」で知られ、「ブレードランナー 2049」(10月27日公開)の監督に抜てきされたドゥニ・ビルヌーブが、すぐれたSF作品に贈られるネビュラ賞を受賞した米作家テッド・チャン氏の短編小説「あなたの人生の物語」を映画化した「メッセージ」の本編映像が、公開された。突如地球に降り立った飛行体が動き出す瞬間をとらえている。
「マン・オブ・スティール」のエイミー・アダムス、「アベンジャーズ」シリーズのジェレミー・レナー、「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」のフォレスト・ウィテカーが顔をそろえ、第89回アカデミー賞で音響編集賞に輝いたSFドラマ。飛行体でやってきた謎の知的生命体との意思疎通をはかる役目を背負った言語学者のルイーズ(アダムス)が、生命体が人類に発する“メッセージ”の意味を探っていく。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では、満足度94%(4月5日時点)と高評価を獲得している。
映像からは、「撤退しないと」「彼らがいる限り、私たちも残る」とルイーズたちが深刻な状況に置かれていることがうかがえる。そのとき、地鳴りと共に飛行体が浮上し、人々は驚きの表情で見つめる。どのようなシーンなのか、この後何が起こるのか、さまざまな想像をかき立てる内容だ。本作でアカデミー賞の撮影賞にノミネートを果たした撮影監督ブラッドフォード・ヤングは「“もし人間がこれまでエイリアンとまったくコンタクトをとったことがなかったら?”と、一歩退いているんだ。地球上の人間の生活、そしてエイリアンの知能、両者が“いかにシンプルで未熟であり得るか”という新鮮な視点を意識したんだ」とくだんのシーンの意図を明かしている。
半月型をした飛行体の独創的なデザインが話題を呼んでいるが、ビルヌーブ監督は飛行体のモデルについて言及し「当初から、小石のような卵型の宇宙船にしようと考えていた。今までにも見たようなものであり、それほど不吉な感じも奇妙な感じもしないと思ったからね。そして太陽系内の軌道を公転しているエウノミア(別名、第15番小惑星)という小惑星を参考にして形を決めたんだ」と明かしている。
「メッセージ」は、5月19日から全国公開。
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