【国内映画ランキング】「モアナと伝説の海」首位スタート!興収80億視野の出足
2017年3月13日 20:35
[映画.com ニュース] 3月11~12日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表された。春休み映画の本命の1本、ディズニー・アニメの最新作「モアナと伝説の海」が3月10日に公開され、土日2日間で動員46万6480人、興収5億8948万5600円をかせぎ、初登場1位を獲得。これは昨年4月に公開され、最終興収76.3億円を記録したディズニー・アニメ「ズートピア」の動員比142%、興収比132%の成績。3日間では動員56万8882人、興収7億1527万0600円を記録している。主題歌「どこまでも How Far I'll Go」やサントラソングの売り上げも好調で、最終興収80億円が期待できる大ヒットスタートを切った。
新作では他に、広瀬すず、中条あやみら若手女優の共演で実話を映画化した「チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」が4位デビュー。全国300スクリーンで公開され、オープニング2日間で動員16万人、興収1億9400万円をあげた。この成績は、昨年3月に公開され、最終興収16.3億円を記録した広瀬主演「ちはやふる 上の句」の興収比108.4%となっている。10代とその親世代である40代、50代を中心に幅広い層を集客しており、まずは興収15億円が当面の目標となりそうな出足となった。
7位には、円谷プロダクションの特撮テレビドラマを映画化した「劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!」がランクイン。前週1位スタートを切った「映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険」は、週末2日間で動員43万3000人、興収5億0700円をあげて2位。3位の「ラ・ラ・ランド」は、週末2日間で動員20万2000人、興収3億円を記録し、引き続き好調をキープしている。
なお、アニメと実写を交えて描く劇場版シリーズ第5作「しまじろうと にじのオアシス」は圏外スタートとなったが、11位につけている。
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