日本と香港のインディペンデント映画を特集上映、小路紘史、菊地健雄ら6監督が参戦
2017年3月8日 19:30

[映画.com ニュース] 日本と香港のインディペンデント映画を1週間にわたって毎日2本立てで上映する「日本・香港インディペンデント映画週間2017」に、日本から小路紘史、菊地健雄、森達也、内田英治、山本政志、濱口竜介の6監督が参戦することが決定した。
この特集上映は、それぞれの政治・歴史・社会のあらゆる現状を映し出した、日本のインディペンデント映画7本と、日本初公開となる香港映画9本を上映するもの。上映後には、言葉と文化だけでなく、製作環境も表現内容も異なる監督陣をゲストに迎えてトークイベントが行われる。日本の上映作品は、小路監督「ケンとカズ」、菊地監督「ディアーディアー」、森監督「FAKE」、内田監督「下衆の愛」、山本監督「水の声を聞く」、濱口監督「THE DEPTHS」だ。
主催者は、女優兼プロデューサーとして活動する杉野希妃と、「息もできない」のヤン・イクチュンとキム・コッピが出演した映画「マジック&ロス」のリム・カーワイ監督。リム監督は「映画の美学、作家性が重視される日本のインディ映画と比べると、香港インディ映画の場合は作家性を出しつつも、決して観客から離れず、社会派ながらエンターテインメントであることが特徴の一つと言える。特に今回集めた作品は一般の商業映画が決して取り扱わないような社会的スタンスのものが多い」とコメントを寄せている。
香港からは「乱世備忘 僕らの雨傘運動」と「表象および意志としての雨」のチャン・ジーウン、「憂いを帯びた人々」と「狭き門から入れ」のビンセント・チュイ、「哭(な)き女」のリタ・ホイ、「河の流れ 時の流れ」のツァン・ツイシャン、「九月二十八日・晴れ」のイン・リャン、「遺棄」のマック・ジーハン、「アウト・オブ・フレーム」のウィリアム・クォックが参戦する。なお、リム監督の「新世界の夜明け」は日本映画として上映される。
4月15~21日、テアトル新宿で開催。
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