ビゴ・モーテンセンが全裸披露?オスカー候補作「はじまりへの旅」マナー映像入手
2017年2月17日 20:00
[映画.com ニュース] 「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのアラゴルン役で知られるビゴ・モーテンセンが、第89回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートを果たしたロードムービー「はじまりへの旅」のマナー映像が、公開された。
世間と切り離された森で暮らし、男手一つで6人の子どもたちを厳格に育てる父親のベン・キャッシュ(モーテンセン)。厳しい生活ながらも固い絆で結ばれていた家族は、入院中の母が亡くなったと知り、葬儀に参加するために外界に飛び出す。俳優として「アメリカン・サイコ」などにも出演したマット・ロスがメガホンをとり、第69回カンヌ国際映画祭では「ある視点」部門監督賞に輝いた。
映像では、「ヘンテコ一家に学ぶマナー講座」と題し、狩りの後に家族が川で水浴びするシーンで「騒がない」、末っ子が裸で家の周りをうろつくシーンで「裸にならない」、初めてレストランにやってきた子どもたちがメニューを見て「ホットドッグだ!」と歓喜するシーンで「ご飲食は周りの方にご配慮を」と作品に絡めてマナーを呼び掛けている。映像の最後には、愛車であるバスから全裸で降りてきたベンが「裸じゃだめだよ!」と子どもに注意されるユーモラスな場面が切り取られている。どこに行っても独自のルールを貫くベンの人となりが垣間見えるシーンでもある。
「はじまりへの旅」は、4月1日から全国公開。