青柳翔、ベルリン映画祭レッドカーペットに登場! SABU監督のコンペ出品作で
2017年2月15日 14:00

[映画.com ニュース] 現在開催中のベルリン国際映画祭で2月13日(現地時間)、チャン・チェン主演、SABU監督のコンペティション参加作品「Mr. Long ミスター・ロン」が上映され、喝さいを浴びた。レッドカーペットにはSABU監督とチャン・チェンのほか、共演のイレブン・ヤオと青柳翔(EXILE)も顔を揃えた。上映後、SABU監督は「ほっとしました。コメディやノスタルジックな場面に対する観客の反応が狙い以上で、さじ加減は間違っていなかったと思えた。見ている最中に涙が出てきて、隣のチャン・チェンに見られたらまずいなと思っていました(笑)」と語った。
本作は、SABU監督にとって初めての海外とのコー・プロダクション作品。それだけに注目度も高かったが、公式上映に先立っておこなわれたプレス上映でも、希なケースとして拍手が沸き起こっていた。
物語は、チャン・チェン扮する台湾の殺し屋が東京に派遣された後、相手側の追手から逃れるなかで台湾人の女(イレブン・ヤオ)とその息子に出会い、徐々に絆を深めていく。会見で、SABU監督は本作の経緯について「チャン・チェンにはこれまで何度も映画祭などで会う機会がありました。『天の茶助』の宣伝で台湾に行ったときも会って、映画に出ないかと訊いたらやりたいと言ってくれた。それで彼のためにこのシナリオを書きました」と語った。一方チャン・チェンは以前から監督のファンだったことを明かし、「特に『弾丸ランナー』や『ポストマン・ブルース』など、初期の作品がとてもインパクトが強く、それ以降も常に彼の作品はフォローしてきました」と明かした。
さらに「この主人公は冷血な殺し屋というわけではなく、内面の葛藤がある、多面的なキャラクターであるところが魅力的だった。わたしたちはこの脚本を素晴らしい形で映画化できたと思っています。監督に対してとても信頼を持てたし、彼はそれぞれのシーンを絵のように美しく撮っています」と最大限の賛辞を送った。青柳も「SABU監督の作品に出られるということが嬉しかったので、ちょっとでもいいから出演させてもらいたいと思いました」と語った。
SABU監督は、処女作「弾丸ランナー」が同映画祭のパノラマ部門に入選して以来、ベルリンとは縁があり本作が9回目の参加。コンペは「天の茶助」に続く2度目の入選となった。「ここまで来るのにほぼ20年かかりました。ポストプロダクションを今回ベルリンでやったんですが、街で声をかけられたりして嬉しかったです(笑)。ベルリンに育ててもらった感じがありますね」と、しみじみと感慨を噛みしめた。(佐藤久理子)
フォトギャラリー
関連ニュース






【インタビュー】「ドンケツ」ド迫力キャラを好演! 伊藤英明&金子ノブアキの役づくりとは? 伊藤は15キロ弱増量&“胸筋15センチ”パンプアップ!
2025年5月9日 14:00
映画.com注目特集をチェック

フロントライン
【感情、爆発。】日本を代表する超豪華キャスト。命を救う壮絶な現場。極限の人間ドラマ。魂の渾身作。
提供:ワーナー・ブラザース映画

試写会で絶賛続々
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

“タイムリープ映画”好きは1000%ハマる“絶品”
【映画ファンのスイートスポットど真ん中】「時をかける少女」「BTTF」好きはとにかく観て!!
提供:バンダイナムコフィルムワークス

We Live in Time この時を生きて
【仕事にならないくらい泣いた…】人生の岐路で何度も観返したい、“一生大切にする”珠玉の1本
提供:キノフィルムズ

辛口批評サイト98%超高評価!
これスゴイ…「ジョン・ウィック」×「ビーキーパー」×「M:I」×おばあちゃん!?!?!?
提供:パルコ

か「」く「」し「」ご「」と「
【予想を突き抜けた”編集部員No.1”】観たらまさかの超良作!! 純度100%の切なさに感情崩壊
提供:松竹