万里の長城でマット・デイモンが死闘!チャン・イーモウ監督「グレートウォール」ポスター入手
2017年2月9日 12:00

[映画.com ニュース] チャン・イーモウ監督、マット・デイモン主演で万里の長城に隠された謎を描く超大作「グレートウォール」の本ポスターが、このほど完成した。
「キングコング 髑髏島の巨神」(3月25日公開)が控えるジン・ティエン、「スパイダーマン」シリーズのウィレム・デフォー、K-POPアイドルグループ「EXO」の元メンバーであるルハン、「インファナル・アフェア」3部作のアンディ・ラウほか国際色豊かなキャストが集結。万里の長城を舞台に、百戦錬磨の戦士たちが迫り来る謎の敵勢力と激戦を繰り広げるさまを迫力のスケールで描く。
ポスターは、デイモン演じる弓の名手ウィリアムを筆頭に、各キャラクターが武器を構えてりりしい表情を浮かべている猛々しいデザイン。バックには万里の長城と、壁をはい上がろうとするおびただしい数の敵が描かれており、壮大な戦いを予感させる。
実在の万里の長城は、建造に約1700年、全長2万1196.18キロを誇るが、「エリザベス」「シカゴ」「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」の美術も手がけたジョン・マイヤーによると、本作の万里の長城は実際と同じ製法で作られたという。「私がロサンゼルス流の壁の作り方(プレハブの壁板を使用)をチームに説明すると、彼らは私を異星人を見るような目つきで見たんだ。だから、彼らはどのように長城を作るつもりなのか聞いてみた。すると、石とレンガを積み重ねてすき間を土で埋めると言うから、思わず『本物の長城みたいに?』と聞き返してしまったよ。こうして、私たちの長城も12世紀に存在した長城と同じ方法で作ることになった。長城の外観に20万個ものレンガを使ったよ!」。
この言葉からも本作のスケール感がうかがえるが、アクション部分においても、弓馬術の世界記録保持者ラヨシュ・カッシャイ氏を招へいするなど万全の体制が敷かれた。カッシャイ氏の下でトレーニングに励んだデイモンは「ウィリアムをいろんな方法で矢を放てる兵士にしたかったから、ラヨシュ(・カッシャイ氏)にはたくさんの射撃方法を教えてもらった。3本の矢を片手に持って弓の右側から放つ方法や、弓手(ゆんで。弓を持つ手の意)に矢を持ってそのまま放つ方法なんかをね。ラヨシュからはアーチェリーの技術以上のことを教わった。彼と一緒にいるうちに、彼の中にある冷静さや安定性に気づくんだ。彼が精神統一している様子は役作りの上で大きな参考になったよ」と語っている。
「グレートウォール」は、4月14日から全国公開。
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