アニー賞「レッドタートル」が「君の名は。」を抑え栄冠!押井守が生涯功労賞
2017年2月5日 15:25

[映画.com ニュース] アニメ界のアカデミー賞と呼ばれるアニー賞授賞式が2月4日(現地時間)、米ロサンゼルス名門大学UCLAのロイス・ホールで開催された。
長編インディペンデントアニメ部門では、日本で記録的大ヒットとなっている「君の名は。」(新海誠監督)や、「百日紅 Miss HOKUSAI」(原恵一監督)を抑え、スタジオジブリの日仏合作アニメ「レッドタートル ある島の物語」(マイケル・デュドク・ドゥ・ビット監督)が栄冠に輝いた。
「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」などが海外でも高く評価されてきた押井守監督が、生涯功労賞にあたるウィンザー・マッケイ賞を受賞。スピーチの冒頭で通訳トラブルに見舞われたが、「新しい映像を開発することは絶えずリスクを伴います。そのリスクに耐え、僕のミッションを支えてくれたプロデューサーの石川(光久)に感謝したいと思います。それと、僕のとても厳しい作画の作業に耐えて、最後まで逃げなかったアニメーターたちにも感謝したいと思います」と述べた。続けて「この賞をいただいたときは、そろそろアンタ辞めてもいいよということなのかとも思ったのですが、僕もだいぶ年をとりましたけれども、もう少し頑張りたいと思ってます」と語ると、会場から大喝さいを浴びた。
長編アニメ賞は、本年度最多11部門のノミネートの「ズートピア」(ウォルト・ディズニー・アニメーション製作)。同作は監督賞など最多6部門を受賞した。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ