髑髏島では人は虫ケラ… 巨大怪物に絶望する「キングコング」新作予告完成
2016年12月20日 08:00

[映画.com ニュース] キングコングの起源を描いた映画「キングコング 髑髏島の巨神」のIMAX予告編が、このほど完成した。30メートル超のコングをはじめ、巨大モンスターが跋扈(ばっこ)する髑髏島が存分に映し出されており、見る者を「この島では人間は虫ケラに過ぎない」という絶望感が襲う仕上がりとなっている。
「キング・コング(1933)」などでコングの故郷として紹介された、スカル・アイランド(髑髏島)が舞台のアクションアドベンチャー。「GODZILLA」の製作チームが結集し、「マイティ・ソー」シリーズのトム・ヒドルストン、「ルーム」のブリー・ラーソン、「パルプ・フィクション」「アベンジャーズ」「キングスマン」のサミュエル・L・ジャクソンらが共演する。
予告編冒頭は、髑髏島をいかに調査するかをめぐる会議の様子が、軽快なBGMとともに映し出される。島に派遣されたジェームズ・コンラッド(ヒドルストン)ら調査団は爆弾を落としていき、任務はそれで終了するはずだった。しかし、ヘリコプターが地上から投擲されたヤシの実によって撃墜されると、状況は一変。コングが姿を現し、怒りの鉄槌を下す。
調査団は散り散りになり、さまよう過程で謎の男と遭遇する。男いわく「コング、この島の王だ。普段は姿を見せない。現れたのは君らが爆弾を落としたせいだ。だがこの島のバケモノは、コングだけじゃない」。その言葉通り、“地中の悪魔”と呼ばれるおぞましい怪物や、巨大なバッファロー、クモなどが次々と調査団を襲う。そして最後は、コングの勇ましいドラミングで締めくくられている。
「キングコング 髑髏島の巨神」は、2017年3月25日から東京・丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国で公開。
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