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火葬は「オーブンでサッと焼く」?T・ソロンズ監督最新作ブラックすぎる予告公開

2016年11月10日 10:00

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「トッド・ソロンズの子犬物語」ポスター画像
「トッド・ソロンズの子犬物語」ポスター画像
(C)2015WHIFFLE BALLER,LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

[映画.com ニュース]奇才トッド・ソロンズ監督の最新作「トッド・ソロンズの子犬物語」の予告編が完成した。あわせて、子犬が出会う冴えない人々と、子犬の大きなお尻が収められたシュールなポスター画像がお披露目された。

映画は、アメリカ中をさまよう1匹のダックスフンドが出会う、悲惨だけれどおかしみのある人生を送る人々の姿を描いたコメディ。ダックスフンドの飼い主になるのは、去勢されそうになった子犬をかばう病弱な息子レミを、ひどい作り話で説得しようとする母親ディナ(ジュリー・デルピー)、崖っぷちに立たされた映画学校の講師兼脚本家シュメルツ(ダニー・デビート)、偏屈な老女ナナ(エレン・バースティン)ら曲者ばかり。さらには、ソロンズ監督のデビュー作「ウェルカム・ドールハウス」(95)の主人公ドーン・ウィーナー(グレタ・ガーウィグ)が、大人になって登場する。

予告編は、子犬の飼い主たちをブラックユーモア満載で紹介している。ディナは「火葬ってなに?」と聞く息子に「オーブンでサッと焼くのよ」と説明し、夫のダニーは子犬に暴言を吐きまくる。車椅子に座ったナナは子犬を「キャンサー(ガン)」と名づけ、獣医の助手となったドーンは子犬がきっかけで学生時代の憧れの男子ブランドンと再会するものの、ブランドンはドラッグにはまっている様子。シュメルツは医師から減量を命じられた上に、クビ寸前と宣告されて人生のどん底を味わっている。最後には爆弾を背負った子犬と爆発物処理班の姿が映し出され、登場人物たちと子犬の行く末が気になる仕上がりとなっている。

トッド・ソロンズの子犬物語」は、2017年1月14日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。

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