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バンサン・カッセル「五日物語」で女に飢えた危険な王に!本編シーン映像公開

2016年11月8日 08:00

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「美女と野獣(2014)」にも出演
「美女と野獣(2014)」にも出演
(C)2015 ARCHIMEDE S.R.L. - LE PACTE SAS

[映画.com ニュース] 「ゴモラ」「リアリティー」で、カンヌ国際映画祭グランプリを2度受賞した鬼才マッテオ・ガローネ監督の最新作「五日物語 3つの王国と3人の女」に出演したバンサン・カッセルのインタビュー映像が、公開された。

17世紀にイタリアで書かれ、同作の原作となった民話集「ペンタメローネ 五日物語」は、「シンデレラ」や「白雪姫」の原型を含む約50の物語を収めている。本作ではそこから3つの物語を抽出し、1編の物語として再構成。“女のさが”をテーマに、不妊に悩むロングトレリス国の女王(サルマ・ハエック)、若さと美貌を渇望するストロングクリフ国の老女(ハーレイ・カーマイケル)、オーガ(鬼)と結婚させられたハイヒルズ国の王女(ベベ・ケイブ)の3人にひそむ欲望を暴き出す。絵画を思わせる絢爛(けんらん)豪華な映像が、不気味さをたたえた物語を引き立てている。

レア・セドゥーと共演した「美女と野獣(2014)」、主人公に立ちはだかる暗殺者を熱演した「ジェイソン・ボーン」、グザビエ・ドラン監督作「たかが世界の終わり」(2017年2月11日公開)など話題作が相次ぐカッセルが演じたのは、ストロングクリフ国の好色な王。老女とは知らずに美しい歌声だけで心を奪われ、なんとか手中に収めようと画策する。カッセルは「日々に退屈して、何か新しいことを求めている」とキャラクターを考察。老女は魔法により美しい娘へと変貌をとげるが「マッテオ(・ガローネ)監督は、魔法が使える世界で起きる出来事であっても、僕ら俳優にリアルさを求めたんだ」と振り返り「僕の出演した寓話は、歳を取ることの恐怖を描いている」と語る。

美女と野獣(2014)」で特殊メイクにも挑戦しているカッセルは「撮影初日に初めて現場に立ったとき、共演者の2人はすでにメイクアップをしていて、どんな素顔なのかわからなかった。特殊メイクをした人と共演するのは、特に官能的なシーンでは、どこか変な気分がするものさ。でもそれが芝居だろ」とニッコリ。劇中では潔い脱ぎっぷりを見せているが、映像中でも上半身裸の女性にのしかかるなど、荒々しい演技を披露している。

五日物語 3つの王国と3人の女」は、11月25日から全国公開。

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