「GANTZ:O」新ポスター&予告編が完成!大阪チームキャストはケンコバら人気芸人
2016年9月11日 15:00
[映画.com ニュース] 奥浩哉氏のSFアクション漫画をフル3DCGでアニメーション映画化した「GANTZ:O」の新たなポスタービジュアルと予告編が、このほど公開された。あわせて、追加キャストも発表され、ガンツ大阪チームのキャラクターを大阪出身のお笑い芸人・ケンドーコバヤシ、レイザーラモンHG、レイザーラモンRGが担当することが明らかになった。
原作漫画「GANTZ」は、電車にひかれ死亡してしまった高校生・玄野計が、謎の黒い球体「GANTZ(ガンツ)」に召還され、同じ境遇の仲間とともに「星人」と呼ばれる存在との死闘を強いられる。単行本の累計発行部数は2100万部を突破し、2004年にテレビアニメ化、10~11年には二宮和也&松山ケンイチ主演で実写映画2部作「GANTZ」「GANTZ PERFECT ANSWER」が製作・公開された。
今作では、原作漫画で人気の高いエピソード「大阪編」を映像化。ある事件に巻き込まれて命を落とし、ガンツに召還された青年・加藤勝が、リーダー・玄野を亡くした東京のガンツチームとともに大阪の街に転送される。やがて曲者ぞろいの大阪のガンツチームも加わり、妖怪型の星人軍団「百鬼夜行」に立ち向かう。
追加キャストは、大阪チーム最強の男・岡八郎をケンドーコバヤシ、好戦的な性格の島木譲二をレイザーラモンHG、大阪メンバーのリーダー的存在・室谷信雄をレイザーラモンRGが担う。コバヤシは「今回僕が演じた“岡八郎”という人物は、元々芸人として伝説の方で、漫画の中でも“最強の男”として登場します。そんな凄い役を、自分がやってよいのか? と初めは思ったのですが、やっぱり“大阪最強”ということで……オレしかいないかなと(笑)」と自身をのぞかせている。
予告編は、グロテスクな姿の妖怪たちが次々出現し、ガンツチームとの激しいバトルへと発展していく。その一方で、加藤らは戦う意味がわからず苦悩するが、自分の帰りを待つ者の存在に気づき「やるしかないんだ」と攻撃を決意する。ポスタービジュアルも、武器を手に険しい表情を浮かべる主要キャラクターの姿をとらえており、いずれも激闘の裏にあるいくつものドラマを予感させる。
なおその他のキャストは、加藤役の小野大輔、ヒロイン・山咲杏役のM・A・Oをはじめ、郭智博、早見沙織、池田秀一、津嘉山正種、小野坂昌也、津田健次郎、小川輝晃、梶裕貴らが出演。「GANTZ:O」は、10月14日から全国公開。新予告編は公式YouTube(https://youtu.be/z-EoIn3IF0Y)で公開中。