イーサン・ホークが甘い歌声を披露する「ブルーに生まれついて」予告編完成
2016年9月2日 16:00
[映画.com ニュース] イーサン・ホークが、伝説のトランペット奏者でボーカリストのチェット・ベイカーを演じた主演作「ブルーに生まれついて」の予告編が完成した。
黒人ミュージシャンが主流だった1950年代のモダンジャズ界で、甘いマスクとソフトな歌声で人気を博したチェット・ベイカーだったが、やがて麻薬におぼれ、どん底の生活に。しかし、1人の女性との出会いより、再生の道を歩んでいく。「6才のボクが、大人になるまで。」でオスカー候補になったホークが、6カ月に及ぶトランペットのトレーニングを経てベイカー役に挑み、「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」や映画のタイトルにもなっている「ボーン・トゥ・ビー・ブルー(ブルーに生まれついて)」などの名曲では歌声も披露している。
予告編は、黒いスーツにサングラス、オールバックでトランペットを吹き、「ジャズ界のジェームズ・ディーン」とも呼ばれたベイカーに扮するホークの姿を確認することができるほか、優しく切ないベイカーの歌声を再現したホークの歌声を聴くこともできる。また、映像のラストには、トランペットを吹くベイカーの視線の先にいる恋人の姿を捉えており、ベイカーが伝えたかった思いを想像させる、ロマンティックな仕上がりになっている。11月26日から全国公開。
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