満島ひかり&石川慶監督、「愚行録」引っさげベネチア映画祭に初参加!
2016年8月25日 12:00
[映画.com ニュース] 妻夫木聡と満島ひかりが共演する石川慶監督作「愚行録」が、8月31日(現地時間)からイタリアで開催される第73回ベネチア国際映画祭のオリゾンティ部門に正式出品され、満島と石川監督がレッドカーペットなどの公式行事に出席することがわかった。同映画祭への参加は、2人にとって初めてとなる。
「慟哭」「乱反射」「後悔と真実の色」などの傑作ミステリーで知られる貫井徳郎氏の直木賞候補小説を映画化。羨望や嫉妬、駆け引きなど、誰もが日常的に積み重ねている「愚行」が複雑に絡み合っていくさまを描く。未解決のエリートサラリーマン一家惨殺事件から1年。改めて事件取材を開始した週刊誌記者・田中(妻夫木)は、理想的な家庭からはかけ離れた一家の実像や、事件の真相を知っていく。満島は、秘密を抱える田中の妹・光子役を演じている。
あわせて、無表情の満島が、トレーナーにパーカーという姿で1点を見つめる劇中カットがお披露目された。光子の重大な秘密が、どのように物語を展開させていくのか期待が高まる。
「愚行録」は、妻夫木、満島と小出恵介、臼田あさ美、市川由衣、松本若菜、中村倫也、眞島秀和、濱田マリ、平田満らが共演する。2017年2月18日から全国で公開。