戸田恵梨香、10年ぶり“ミサミサ”に!「デスノート」最新作は「胸がキュンとなる」
2016年8月22日 07:00

[映画.com ニュース]「デスノート」シリーズ10年ぶりの続編「デスノート Light up the NEW world」の撮影現場がこのほど、報道陣に公開された。女優の戸田恵梨香が、共演する池松壮亮、菅田将暉とともに東京・江東区のテレコムセンタービルでの撮影に臨んだ。
2006年に公開された「デスノート」でスクリーンデビューを果たした戸田は、今作に対する思い入れも強く「原点に帰るような気持ち」「言葉にすると『かけがえのない作品』ということになりますが、そのような言葉では表現できない、胸がキュンとなるような作品です」と話す。撮影中に共演経験のある菅田と談笑していたかと思うと、次の瞬間には顔つきを変えて役になりきる戸田は、10年の時を経て女優として大きく飛躍した姿をうかがわせる。
映画は、大場つぐみ氏・小畑健氏による大ヒットコミックの実写映画化シリーズの続編を、前作から10年後の世界を舞台に、原作にはない完全オリジナル脚本で描く。6冊のデスノートをめぐり、デスノート対策本部特別チームのエース捜査官・三島(東出昌大)、Lの後継者で世界的探偵・竜崎(池松)、キラ信奉者でサイバーテロリストの紫苑(菅田)が三つ巴の戦いを繰り広げる。戸田は、前作でデスノートを利用した大量殺人を犯したキラこと夜神月の元恋人で、アイドルから女優に転身した弥海砂(あまねみさ)役で続投する。
第1作に出演した際は「芝居どころじゃなかった」と率直に明かし、「(前作での)芝居の質や声などは逆にすべて断ち切りました(笑)。そうしないと、いまやる意味がないなと思いました」と今作での役作りを述懐。メガホンをとった佐藤信介監督とは「10年前の海砂からどんな変化を遂げさせるのか? ということと、月に対しての思いや恐怖といった心情の部分」を話し合ったという。撮影中は常に聖歌を聞き、「月に祈りを届けたいという海砂の思い」と自らの思いを「ひとつにできたような気がします」と胸を張る。
この日公開されたのは、キラ復活をもくろむ紫苑によってデスノート争奪戦に参加した弥が、紫苑、竜崎と対峙する重要なシーン。約300人ものキストラが動き回るなか、3人は緊迫した演技を見せた。戸田は、10年ぶりに弥を演じるにあたり、多方面からアプローチ。弥のトレードマークであるツインテールを想起させる髪形を自ら提案したほか、衣装は黒と赤を基調に選定し、「自分の私服をイメージし、そこに海砂をはめ込んだら、意外としっくりくるかも! と思えて」「インナーもまさに私の私服のようでした」と現在の自らと弥を重ねた。
また、竜崎、紫苑という新たなキャラクターについて「10年前の『デスノート』では月は真っ黒の衣裳、Lが真っ白の衣裳を着ていて、それで“正義”と“悪”を表現していたと思うんですけど、今回はそれが逆になっていたから、こう来たか!? という驚きがありましたね」と、今作の登場人物たちの複雑に絡み合った関係性に言及。一筋縄ではいかないストーリー展開を示唆している。
「デスノート Light up the NEW world」は、東出、池松、菅田、戸田のほか川栄李奈、船越英一郎、中村獅童(声の出演)らが共演する。10月29日から東京丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ