キーラ・ナイトレイ、ディズニー実写版「くるみ割り人形」に出演
2016年8月19日 12:00
少女クララがクリスマスプレゼントにもらった人形が動き出すというファンタジックな設定の同バレエは、欧米ではクリスマスシーズンの定番演目。映画版には複数のアニメ作品のほか、エル・ファニングが主演した3D実写版「くるみ割り人形(2009)」がある。
今回の新作は、同バレエとE.T.A.ホフマンの原作「くるみ割り人形とねずみの王様」を下敷きにしている。オリジナル脚本「Somacell」が2012年のブラックリスト(製作前の優秀脚本リスト)入りした気鋭の女性脚本家アシュリー・パウエルが、2年かけて執筆した脚本「The Nutcracker and the Four Realms」をもとに、スウェーデン出身の名匠ラッセ・ハルストレム監督がメガホンをとる。
米バラエティによれば、ナイトレイが演じるのは「シュガープラムの精(別名:ドラジェの精、金平糖の精)」。なお、すでにヒロインのクララ役には「インターステラー」でマシュー・マコノヒーの娘を演じてブレイクした米女優マッケンジー・フォイ、クララにくるみ割り人形をプレゼントするミステリアスな老人のドロッセルマイヤー役にはモーガン・フリーマンが決定している。
また、アフリカ系アメリカ人として初めて、世界最高峰バレエ団のひとつであるアメリカン・バレエ・シアターのプリンシパルになったミスティ・コープランドが、本編中唯一のダンスシーンのリード・バレリーナ役を演じる。