ジョニー・デップ&アンバー・ハードの泥沼離婚劇が決着
2016年8月17日 13:10

[映画.com ニュース] 俳優ジョニー・デップと女優アンバー・ハードが数カ月にわたり繰り広げてきた泥沼離婚劇が、ついに終局を迎えた。ハードはデップに対し、DVによる接近禁止命令を裁判所に求めていたが8月16日(現地時間)、この要求を取り下げた。米アス誌によれば、デップがハードに700万ドル(約7億円)支払うことで、両者合意したようだ。
デップとハードは、「私たちの関係はとても情熱的で、時に不安定でしたが、いつも愛で繋がっていました。2人とも、金銭目的による偽りの告発はしていません。故意に身体的、または感情的にお互いを傷つけようとしたこともありません。アンバーは、ジョニーのこれからの幸せを祈っています。アンバーは、この離婚で得る金銭的利益をチャリティに寄付します」と共同声明を発表している。
ハードは今年5月23日に離婚を申請した後、デップからのDV被害を訴えた。2人はプレナップ(婚前契約書)を交わしていなかったことから、ハードは夫婦関係にあった15カ月の間に2人が稼いだ金額の半分を所有する権利を有し、その額は2000~3000万ドル(約21~32億円)に及ぶと言われていた。
デップはDV疑惑について無言を貫いていたが、先日、激昂したデップが自宅キッチンでキャビネットを蹴ったり、ハードを怒鳴りつける様子を撮影した動画がインターネットに流出。直接ハードに暴力を振るってはいないが、デップが裁判で不利になるようハード側が意図的に流出したのではと報じられ、ハード本人が流出には関与していないと否定していた。
デップは、ハードと俳優ビリー・ボブ・ソーントンの浮気を疑っていたようで、15年3月にハードと口論になった際、ボトルや窓を破壊して指先を切り落とし、負傷した指をペンキに浸してバスルームの鏡に「ビリー・ボブ」「尻軽アンバー」と書きなぐったと言う衝撃的エピソードも明らかになっていた。ちなみに、ハードとソーントンは13年に映画「ロンドン・フィールズ(原題)」で共演したが、ソーントンは仕事に徹しただけで2人に間には何もなかったと語っている。
53歳のデップと30歳ハードは、09年に映画「ラム・ダイアリー」の現場で共演者として出会い、12年6月にデップが14年連れ添ったバネッサ・パラディと破局したのが判明するのと前後して、交際が報じられるようになった。13年1月に婚約し、15年2月にゴールイン。その1週間ほど前には、デップ主演の「チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密」のプロモーションのため、2人そろっての来日も果たしていた。
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