86歳のクリント・イーストウッド監督、新たなる挑戦!「ハドソン川の奇跡」でIMAXカメラを初使用
2016年8月10日 12:00

[映画.com ニュース] 2009年に米ニューヨークで起こった航空機事故をトム・ハンクス主演で映画化した「ハドソン川の奇跡」で、メガホンをとったクリント・イーストウッド監督がIMAXカメラでの撮影に初挑戦していることがわかった。
09年1月15日、乗客155人を乗せた航空機がニューヨーク・マンハッタンの上空850メートルで制御不能になるトラブルが発生。機長のチェズレイ・“サリー”・サレンバーガー(ハンクス)の英断により、乗客全員が生還した奇跡の救出劇を描くと共に、ハドソン川に機体を着水させたことが問題視され、殺人未遂の罪に問われてしまうサリー機長の苦悩にも切り込む。アーロン・エッカートがサリーと共に航空機事故に巻き込まれるジェフ・スカイルズ副機長、ローラ・リニーがサリーの妻を演じている。
今回使用されたのは、ドイツのフィルム撮影機材の老舗メーカーARRIの「ALEXA 65」。6Kの高解像度で撮影できるハイスペックな機材で、本編95分のほぼすべてのシーンがALEXA 65で撮影されたという。IMAXカメラでの撮影自体が初となるイーストウッド監督は「気に入ったよ。とてもね。IMAXの人々はすばらしかった。彼らの最新のカメラを持ってきたんだ。(撮影開始時)ちょうどカメラができたところで、いくつかフッテージを撮影して確認したよ。映像がものすごく鮮明なんだ」と「レヴェナント 蘇えりし者」でも使用され、圧巻の映像世界を生み出したALEXA 65の性能に対する驚きを語っている。

PR
©2025 Disney and its related entities
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント