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大林素子、女優業への思い「第2の人生、夢はミュージカル出演」

2016年7月30日 11:30

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女優業への思いを語る大林素子
女優業への思いを語る大林素子

[映画.com ニュース] バレーボール日本代表選手としてオリンピック3大会連続出場を果たし、現在はスポーツキャスター、タレントと幅広く活躍する大林素子が、CS映画専門チャンネル「ムービープラス」で放送中のオリジナル番組「この映画が観たい」に出演。5本のお気に入り映画を通して、高身長がコンプレックスだった幼少期、バレーボールと出会い第一線で活躍した現役時代に加えて、「幼い頃からの夢」だという女優業への思いを語っている。

「小さい頃から大きかったので(笑)、実際いじめもありましたし、自分が好きじゃなかったですね。それでも映画を見ている時間は、世界に入り込んで、ヒロインになった自分を想像していました。実は子どもの頃から、お芝居をしてみたい気持ちは強くありました。引退後の第2の人生、チャンスがある限り夢を叶えていきたい」(大林)。

その言葉通り、近年は女優業に積極的に挑み、2009年から8年連続で“特攻の母”と呼ばれた実在の食堂経営者、鳥濱トメさんの半生を描いた舞台で主演を務めており、「今ある平和のために、戦った若者がいたことを伝えたい」。それだけに特攻隊員たちの青春を描いた「俺は、君のためにこそ死ににいく」(2007)は、「私にとって教科書のような映画。毎年、舞台の前にはキャスト全員で見ている」と思い入れは人一倍だ。

現在の夢はミュージカル出演だといい、そのきっかけとなった「RENT/レント」(2006)について、「将来への不安があっても、不屈の精神で這い上がる魂の強さが魅力。見ていて励みになる」と語り、「いつか舞台でジョアンヌ役を演じたい。そのためのレッスンも受けている」と意欲を燃やす。

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愛と青春の旅だち」(1982)は多感な高校時代の思い出の一作で、「何と言ってもクライマックスのお姫様抱っこですよ! 背が高い女性はみんな憧れるはず。私の場合はケガをしたときに、3人がかりで運ばれた記憶しかないです(笑)」と自虐的な思い出エピソード。タイムトラベル映画の金字塔である「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(1985)を見て、「今を大事にしなくちゃと思いました」と語る。

綾瀬はるか主演の「おっぱいバレー」(2009)でバレー監修を務め、生徒役の中学生たちへの実技指導を行った。「彼らの頑張りが映像に出ていたし、生き生きと青春している姿を見て『よく頑張ったね』と監督の気分になった。本当はどこかのシーンに出演できないかと思ったんですが、監督(羽住英一郎)に却下されてしまって……。相手チームの監督でもいいじゃないって思ったんですけどね(笑)」(大林)

「この映画が観たい大林素子のオールタイム・ベスト」は、8月1日午後11時からムービープラスで初回放送予定。


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