エミリア・クラーク×サム・クラフリンが紡ぐ切ないラブストーリー、10月公開
2016年7月14日 17:00
[映画.com ニュース] エミリア・クラークとサム・クラフリンが共演するラブストーリー「ミー・ビフォア・ユー(原題)」が、「世界一キライなあなたに」の邦題で10月に公開されることが決定した。
映画は、英作家ジョジョ・モイーズによって2012年に発表され、40以上の国と地域で翻訳される世界的大ベストセラーとなった「ミー・ビフォア・ユー きみと選んだ明日」(集英社文庫刊)が原作。突然職を失った女性と車いす生活の元青年実業家の切ない恋を描く。
主人公のルー(クラーク)は、前向きな性格だが夢にチャレンジすることに躊躇(ちゅうちょ)し、毎日をなんとなくやり過ごしていた。勤めていたカフェが潰れたことで、半年限定で介護職に就くことになったルーが担当することになったのは、事故で四肢麻痺になり、生きる希望を失ったウィル(クラフリン)だった。2人は徐々に惹かれ合っていくが、ルーはある日、ウィルの重大な決意を知ってしまう。
クラークは今作で、「ターミネーター:新起動 ジェニシス」でのサラ・コナー役や、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でのドラゴンの血を受けつぐ王女役とは打って変わって、等身大の恋する女性をキュートに体現。「ハンガー・ゲーム」シリーズのフィニック役でブレイクし、「あと1センチの恋」のヒットが記憶に新しいクラフリンは、ハンディキャップを負った繊細な役どころで新境地に挑む。
「世界一キライなあなたに」は、本作で長編映画デビューとなるイギリスの舞台演出家テア・シャロックがメガホンをとった。10月に全国で公開。