「貞子vs伽椰子」総選恐は貞子が勝利!敗者・伽椰子&俊雄は渋谷で罰ゲーム
2016年6月18日 15:50
[映画.com ニュース] 「リング」の貞子と「呪怨」の伽椰子が直接対決する映画「貞子vs伽椰子」が6月18日、全国352スクリーンで公開初日を迎え、主演の山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、田中美里、甲本雅裕、安藤政信、メガホンをとった白石晃士監督が東京・新宿バルト9での舞台挨拶に出席した。この日、どちらが恐ろしいかを競う人気投票「総選恐」の結果が発表された。
映画は、呪いにかかった有里(山本)と鈴花(玉城)を救うべく、霊媒師の経蔵(安藤)が貞子と伽椰子を戦わせようとするさまを描いた。今作の公開に向け、所信表明演説や始球式など、プロモーション活動に精を出してきた貞子&伽椰子。6万6478票を獲得し勝利した貞子は、安藤にエスコートされながらヨチヨチと登壇した。MCからコメントを求められると、スローモーションで万歳を3度繰り返し、喜びを表現していた。
6万5797票で敗北した伽椰子には罰ゲームが課されており、スクリーンに伽椰子と俊雄が東京・渋谷でゴミ拾いする様子が映し出された。異様な雰囲気を放つ2人に対し、通行人は一切注意を払わないというシュールな映像で、山本ら女性キャスト陣は「怖っ……」と悲鳴。白石監督は、ブリーフにTシャツという出で立ちの俊雄を「大丈夫? 捕まらない?」と心配しながらも、伽椰子が瓶をつかむと「最後は分別しなきゃダメだぞ!」と的確に指摘していた。
一連の出来事を見守っていた山本だが、「こんなにシュールな舞台挨拶は初めて」と目を丸くする。伽椰子は罰ゲームのため登壇できなかっただけに、「出来れば伽椰子さんにもお会いしたかったです」と残念がった。それでも最後は、「私自身ホラーが大好きで、初めて映画館でホラー映画を見たときは、こんなに面白いんだと感動しました」と感慨深げに思い返し、「この映画が、皆さんの心に何か残せていたらなと思っています。ちょっと笑える空気にも、素直に怖いという空気にもなれます。MX4D、4DXでも上映されていますので、周りの人を誘って、最低3パターンを見ていただければ嬉しいです」と熱心に観客に呼びかけていた。
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