アンジェリーナ・ジョリー、リメイク版「オリエント急行殺人事件」に出演か
2016年6月14日 12:00

[映画.com ニュース] 1974年の映画版でも広く知られる、ミステリーの女王アガサ・クリスティの1934年の長編小説「オリエント急行殺人事件(または、オリエント急行の殺人)」の再映画化プロジェクトに、アンジェリーナ・ジョリーが出演交渉中であることがわかった。
「オリエント急行殺人事件」は、名探偵エルキュール・ポアロが登場するシリーズの1作で、イスタンブールを発車したオリエント急行列車内で起こった殺人事件と犯人探しの顛末を描く。
リメイク版は米20世紀フォックスが製作し、ケネス・ブラナーが監督とポアロ役で主演を務める。米ハリウッド・レポーターによれば、ジョリーは、74年のシドニー・ルメット監督版でローレン・バコールが演じたハリエット・ハバード夫人役をオファーされているという。
プロデュースをリドリー・スコット、サイモン・キンバーグ、マーク・ゴードン、ブラナーが務め、「ブレードランナー」続編の脚本家に起用されたマイケル・グリーンが脚色にあたる。今秋のクランクイン、2017年11月22日の全米公開が予定されている。
なお、フォックスは現在、クリスティの1939年の長編小説「そして誰もいなくなった」の映画化も別途進めている。こちらの監督には「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥムが起用されている。
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