長谷川京子、不倫関係演じた15歳下の俳優から「かわいい」と言われ赤面
2016年6月13日 15:47
[映画.com ニュース]アラフォー主婦の不倫を描いたNHK BSプレミアムドラマ「ふれなばおちん」の会見が6月13日、東京・渋谷の同局であり、主演の長谷川京子、相手役の成田凌、三木康一郎監督が出席した。
「斉藤さん」で知られる漫画家・小田ゆうあ氏の同名コミックを原作に、「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」の三木監督が演出を手がけドラマ化。家族への愛を持ちながらも、夫以外の男性に恋してしまうという、アラフォー主婦の心の機微を丁寧に映し出す。
家族のために身を捧げる主婦・上条夏役の長谷川は、「自分も子どもが2人いて、主婦業もやっています。共感できるところもたくさんあり、原作を一気に読んでしまいました」と感想を述べる。さらに不倫の是非については、「倫理的にはいけないと思いますが、(演じていて)最後まで答えはわかりませんでした」と明かし、「人を愛おしいと思う気持ちは、とてもかけがえがないもの。見ている方にも葛藤を味わってもらい、恋をしたり人を愛することを改めて考えてもらえたら嬉しいです」と視聴者に委ねた。
また、撮影では舞台となる団地にこもり、朝から晩まで「甘い言葉をささやき合っている」という2人。長谷川は、夏の“女性”の部分に火をつけるイケメン・佐伯龍役の成田に対し、「お芝居の経験がそんなに長くないらしいですが、そんなこと思いもよらないくらい反射神経がある。セリフ以外の即興がきくんです」と称賛する。続けて「本人は22歳なので、しゃべると『小学生か!』と思うこともあります(笑)」と評しながらも、「言葉の端々から大人っぽい一面も感じさせますし、すごく興味深い男性です」としげしげと顔を眺めた。
これを受けた成田は、長谷川の印象を聞かれると「『かわいいな』と思っていました」と即答した。15歳下の俳優からの発言に、長谷川はイスにもたれかかりながら赤面。成田が「皆をリラックスさせる力があって、立っているだけで緊張感をもらえます。ザ・座長! 監督もずっとメロメロでしたもんね」と言葉を継ぐ間も、長谷川は声を殺して大笑いしていた。
NHK BSプレミアムドラマ「ふれなばおちん」は、ほか古畑夏星、鶴見辰吾、戸田菜穂らが共演する。6月28日から毎週火曜午後11時15分放送開始。
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