マーベル映画の監督、玩具売り上げ増のためキャラの性別を変更したと告白
2016年6月12日 23:30

[映画.com ニュース] 「アイアンマン3」を手掛けたシェーン・ブラック監督が、マーベル本社の意向でキャラクターの性別を変更させられていたことを明らかにした。
登場人物における女性の比率が極端に低いことで、ハリウッド映画はしばしば批判の対象となっているが、「アイアンマン3」でブラック監督は悪者を女性にしようとしたと、Uproxxのインタビューで告白している。
その悪者とは、完成版でガイ・ピアースが演じることになったアルドリッチ・キリアンのことで、ブラック監督は草稿段階でこのキャラクターを女性として執筆。しかし、マーベル・スタジオの親会社であるマーベル・エンタテインメント側から、女性にすると玩具の売り上げが落ちるため男性に変更するように指示されたという。「単なる玩具のために、脚本を全部書き直させられたんだ」と不満を述べている。
玩具に関連すると、最近では「スター・ウォーズ フォースの覚醒」の関連グッズでも、ヒロインであるレイをフィーチャーしたものが極端に少ないことでファンの抗議運動に発展している。ハリウッド映画の登場人物における男女比不均衡の問題は、映画界だけでなく玩具業界も深く関与しているようだ。
PR
©2025 Disney and its related entities
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
コート・スティーリング
【イカれた映画にご用心】些細なことで人生詰んだ…感情ぐっちゃぐちゃになる超オススメ作!
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
映画ラストマン FIRST LOVE
「ドラマの映画化か~」と何気なくつぶやいたら後輩から激ギレされた話「これ超面白いですから!!」
提供:松竹
年末年始は爆発・秒殺・脱獄・名作!!
【全部無料の神企画】今年もやるぞ!ストレス爆散!!劇的チェンジ!! 1年の疲れを吹き飛ばそう!!
提供:BS12
“愛と性”を語ることは“生きる”を語ること
【今年最後に観るべき邦画】なじみの娼婦、偶然出会った女子大生との情事。乾いた日常に強烈な一滴を。
提供:ハピネットファントム・スタジオ
こんなに面白かったのか――!!
【シリーズ完全初見で最新作を観たら…】「早く教えてほしかった…」「歴史を変える傑作」「号泣」
提供:ディズニー
映画を500円で観よう
【2000円が500円に】知らないとめっっっっっっっちゃ損 絶対に読んでから観に行って!
提供:KDDI
今年最大級に切なく、驚き、涙が流れた――
双子の弟が亡くなった。僕は、弟の恋人のために“弟のフリ”をした。
提供:アスミック・エース
ズートピア2
【最速レビュー】「前作こえた面白さ」「ご褒美みたいな映画」「最高の続編」「全員みて」
提供:ディズニー