今年の米玩具業界はスーパーヒーロー映画と「スター・ウォーズ」に期待
2016年2月24日 19:30
[映画.com ニュース]空前の売上げを記録した昨年に続き、今年も米玩具業界がハリウッド映画の関連グッズに期待していると、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
昨年、アメリカで玩具の総売上げは前年比ほぼ7%アップの194億ドルに到達。「スター・ウォーズ フォースの覚醒」や「ミニオンズ」などの大ヒットで、映画関連グッズの売上げは前年比9%以上アップしている。映画の北米興行成績に関しては、史上最高を記録した昨年の110億ドルには届かないとの声が優勢だが、関連グッズの売上げに関しては大きな期待が寄せられている。
「スター・ウォーズ」の新作「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー(原題)」のほかにも、DCコミック原作の「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」と「スーサイド・スクワッド」、マーベルコミック原作の「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」や「X-MEN:アポカリプス」などのアメコミ映画、さらにファミリー向け映画「ファインディング・ドリー」などの公開が控えているからだ。
「『スター・ウォーズ』を除いても、今年は素晴らしい作品がたくさんあります」と、大手玩具チェーンのトイザらスでエクゼクティブ・バイス・プレジデントを務めるリチャード・バリー氏はコメントしている。