宮沢りえ&黒木華、もふもふネコをナデナデ「想像を超える名演技」
2016年6月9日 21:09

[映画.com ニュース] 宮沢りえが主演を務める「連続ドラマW グーグーだって猫である2 good good the fortune cat」の完成披露試写会が6月9日、都内で行われ、宮沢をはじめ共演の長塚圭史、黒木華、前田敦子、田中泯、演出を手がけた犬童一心監督が舞台挨拶に出席した。
漫画家・大島弓子氏がアメリカンショートヘアのグーグーとの日々をつづったコミックエッセイを、WOWOWが2014年にドラマ化した「グーグーだって猫である」の続編。壇上にはグーグー役に扮したネコのグミくん(オス・3歳)が登場し、宮沢と黒木が愛おしげにナデナデ。宮沢は「毎回、想像を遥かに超える名演技をしてくれるので、負けないように良い芝居をしなきゃと思わせてくれました」とメロメロの様子で、「監督が無理強いをしない方針だったので、私たちはここに来たらこうするとか、何通りも芝居を考える楽しさがありました」と目を輝かせていた。
さらに犬童監督が「僕が撮影してきたネコのなかで、最高の出来です。すごいんですよ。第5話ラストシーンの演技は、日本最高の演技のひとつだと思います」と激賞すると、前田も「麻子先生との演技ですよね。あれ最高ですよ」と同調。特製お立ち台の上で貫禄たっぷりにまどろむグミくんに対し、主人公の漫画家・小島麻子役の宮沢は「最終回に私と窓際で、作ったネコハウスに野良ネコが入るかどうかを見るシーンがあるんですが、本当に素晴らしい演技です。必見です」と感嘆しきりだった。
また第1話には宮沢と黒木が泥酔するシーンがあり、宮沢は「(演技のため)お酒が入っていないのに、ベロベロでした」とほほ笑む。そして、2人が「監督は(シーン毎の)つながりを飛び越えたものを要求されるので、『つながりがわからなくなります』と言ったら『関係ないです』とおっしゃるんです。思い切ってできました」(宮沢)、「最後の方は疲れちゃっていましたね」(黒木)と仲睦まじく振り返ると、犬童監督は「年とって寿命が近づくと、つながりよりも目の前で起きる面白いことをできるだけ見たくなるんです」とあっけらかんと語っていた。
そんな犬童監督は、「皆さんと撮っていてすごく楽しかった。その最中に次のストーリーが浮かんでいったんです。はやくも続編が撮りたい」と意欲を見せ、「各話で名場面が必ず生まれ、その場に立ち会える幸福をまた味わいたい」と切に願った。続けて「今作は吉祥寺版『男はつらいよ』にしたかった」と熱弁する犬童監督に、宮沢は「シーズン3、やるしかないですね!」と語りかけていた。
「連続ドラマW グーグーだって猫である2 good good the fortune cat」は、6月11日からWOWOWで毎週土曜午後10時放送。全5話。
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