ジョニデ&ミア「アリス」続編の英プレミアでファンの熱気にビックリ
2016年5月16日 19:30

[映画.com ニュース] 大ヒット作「アリス・イン・ワンダーランド」の続編「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」のワールドプレミアが5月10日(現地時間)、英ロンドンのレスタースクエアで開催され、マッドハッター役のジョニー・デップ、アリス役のミア・ワシコウスカをはじめ、新キャラクターのタイムに扮したサシャ・バロン・コーエンらが出席した。
“ワンダーランド”をイメージした装飾が施された会場には、ヨーロッパ各国からファンが駆けつけ、中には前夜から泊り込みで待機していた人たちもいたという。キャラクターをイメージした衣装をまとったり、ファンサービスに歓喜のあまり涙したりと熱狂的なファンの姿もあり、ワシコウスカは喜びながらも驚いた様子。デップも「こんなに大勢のファンに囲まれて、死にそうなくらいドキドキしている。不安で何をしたらいいのか、わからないよ。混乱して、家に帰りたいくらいだ(笑)」と圧倒されたようだ。
さらにデップは、「多くの俳優陣とは何度も一緒に仕事していることもあり、家族と再会するような気持ちだよ」と撮影を振り返り、マッドハッターの役づくりについて「自分の子どもの家庭教師の真似をしたんだ。彼女には言っていないから、これを見て知るだろうけど」と明かした。一方、約6年ぶりにアリスを演じたワシコウスカは、「ジョニーはとても素敵な方で、共演できることをいつも光栄に思います。今回の作品でジョニーと一緒に多くのことを体験できて、とても楽しかったわ」とコメントを寄せた。
前作でメガホンをとったティム・バートンは本作では製作を務めている。「同じキャストが戻ってきてくれたのは良かったし、監督のジェームズ(・ボビン)に会った時すごく良いエネルギーや考えを持っているのを感じたんだよ」と語り、「新しいキャストや要素が加わっているから、新しい一面も見られるよ」とアピール。バトンを受け継いだボビン監督は、「一番受け取ってもらいたいメッセージは、“時間”についてだ」と言い、「もし我々が時間のとらえ方を変えたら、我々の人生はもっと満たされるし、後悔もなくなるんだよ。過去を変えることはできないけど、そのことから学ぶことはできるからね」と作品に込めた思いを語った。
映画では、悲しい過去に心を奪われたマッドハッター(デップ)を救うため、アリス(ワシコウスカ)は時間をさかのぼり、秘められた真実と時の番人“タイム”(バロン・コーエン)に立ち向かう。デップ、ハサウェイのほか、アン・ハサウェイ、ヘレナ・ボナム・カーターらが前作に続き共演している。7月1日全国公開。
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