粘り強い愛で非行少年の心を溶かす カトリーヌ・ドヌーブ主演「太陽のめざめ」予告
2016年5月11日 17:00

[映画.com ニュース] カトリーヌ・ドヌーブが約6年ぶりに主演し、親の愛を知らない非行少年と手を差し伸べる大人たちを描いた感動作「太陽のめざめ」の予告編が公開された。
判事フローランスは、母親に置き去りにされていたところを保護した少年マロニーと10年ぶりに再会する。フローランスは、心に傷を負い非行を繰り返すマロニーを救おうと、荒れた生活から更正した教育係ヤンとともに手を差し伸べるが、いくつもの試練がマロニーを待ち受けていた。
「子どもなんてウンザリ。マロニーも荷物もいらない!」と目の前で母親に捨てられた過去から、問題を起こしてばかりのマロニー。予告編では、「あなたを助けたいの」というフローランスが、「反省はしない」「俺の人生だ」とたて突くマロニーの心を溶かし、粘り強い愛で希望へと導いていく。
マロニー役で銀幕デビューを果たした新星ロッド・パラドは、演技未経験にもかかわらずリュミエール賞、セザール賞で有望新人賞を受賞しており、同映像では繊細さと危うさを体現した演技を見ることができる。
「太陽のめざめ」は、女優エマニュエル・ベルコがメガホンをとり、女性監督作品として1987年以来28年ぶり、2度目のカンヌ国際映画祭のオープニングを飾った。8月から全国で公開。
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